トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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  • サイズ 46判/ページ数 560p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152102737
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

セイディはMITの学生。ある冬、彼女は幼い頃一緒にマリオで遊んだ仲のサムに再会する。二人はゲームを共同開発し、成功を収め一躍ゲーム界の寵児となる。だが行き違いでゲーム制作でも友情でも次第に溝が深まっていき――。本屋大賞受賞作家による最新長篇

内容説明

セイディはゲーム作りを学んでいるMITの学生。才能はあるものの、なかなか周囲からは理解されない。ボストンでのある寒い冬、セイディは幼馴染でハーヴァード大学に通っているサムに再会する。二人は昔、ロサンゼルスの病院の待合室で一緒に“スーパーマリオブラザーズ”をプレイした仲だった。セイディに、ゲーム制作の天賦の才を見出したサムは、一緒にゲームを作ろうと彼女を誘う。苦労の末、二人ではじめて完成させたゲーム“イチゴ”は瞬く間に成功を収め、二人は一躍ゲーム界の寵児となる。だが、自分の作りたいゲームを制作したいセイディと、商業面でのプロモーションに長けたサムは、次第に溝を深め、すれ違いを重ねていき、二人の仲は雲行きが怪しくなっていく。そんな中、セイディとサムをある悲劇が襲うが…。ゲーム制作を通してつながった男女の30年近くにわたる友情の物語。英語圏100万部突破。

著者等紹介

ゼヴィン,ガブリエル[ゼヴィン,ガブリエル] [Zevin,Gabrielle]
1977年生まれ。ハーヴァード大学卒。2005年『天国からはじまる物語』で作家デビュー。2014年に『書店主フィクリーのものがたり』(早川書房刊)を刊行し、40以上の言語に翻訳され、2016年には日本で本屋大賞翻訳小説部門の第1位を獲得した。2022年に発表した『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』は、各メディアのベストブックに選出され、2023年現在も毎週ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入りをしている

池田真紀子[イケダマキコ]
上智大学法学部国際関係法学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

179
ガブリエル・ゼヴィン、2作目です。本書は、急成長するゲーム業界のクロニクル男女の恋愛友情物語の佳作でした。 100万部超のベストセラーになるのも納得です。 本書で、S●Xとゲームに共通点が多いのを知りました。 私は、両方共卒業していますが(笑) https://www.hayakawabooks.com/n/n151444124a732023/11/17

りんご

56
セイディ♀サム♂、そしてマークス♂をじっくりじっくり描写していく。時系列が飛ぶので、理解するまで少し時間がかかるが、その書き方をすることで登場人物になってしまう。人の思考ってあっちに行ったりこっちに行ったりするじゃん。だから悲しい事件が起きた時にはすごくダメージを負った。そこでエミリー・ブラスターは卑怯だ。 頭の ぴゅん なかで ぴゅん 葬儀を ぴゅん 感じた 人生はゲームだ。残機があるならリスポーン地点から再開だ。残機がないならニューゲームに挑むのも良い。これはどんどん読まれる本でしょ?2024/01/18

ヘラジカ

55
文学とゲーム、交わることの少ない二つが深く結びついた魂の傑作。ゲーム(特にインディーズの)をこよなく愛する自分にとっては、最高を超えた特別な小説になった。この”不平等”な現実世界、そして人類が発明した究極の娯楽、その両方のプレイヤーだからこそ心の芯に共鳴するものがあったのだろう。素晴らしく面白い物語にとどまらず、他者との関係、人種や性別、過去や自我というしがらみに囚われながら生きることを描いた現代文学でもある。数年に一作、自分のために書かれたと思わせてくれる小説に出会うことがある。この傑作は正しくそれだ。2023/10/07

セロリ

40
サムとセイディとマークスと"ゲーム"の物語。サムとセイディの子ども時代の出会いから、訣別までの序章はとても良かった。再会後、サムはセイディを誘って大学生でありながら一緒にゲームを作ることする。そこにサムのルームメイトのマークスが加わり、会社を立ち上げ成功する。中盤は、サムとセイディの仲違いの話が続く。2人とも本心を言わないから拗れてしまうが、そこが人付き合いの下手な天才ふたりの特性か?また物語の中で、人種差別や女性蔑視の社会がとても自然に描かれていてハッとする。後半のマークスの章が最高に良い。お勧め本だ。2023/12/17

本の蟲

19
べらぼうに面白い小説であり、正直感動してしまった。幼い頃病院の待合室で、共にスーパーマリオブラザーズを遊んだサムとセイディ。偶然再会したセイディから、大学のゼミで作ったというゲームを渡されたサムは、プレイするや一緒にゲームを作ろうと彼女を誘う。苦心の末完成したゲームは大ヒットするが、会社が大きくなるにつれ徐々に二人はすれ違うことが多くなり…。芸術性か売上か。新タイトルか続編か。世間の認知とクリエイターとしてのプライド。ゲーマーでなくとも詩・文学・創作活動、そして人生との向き合い方に心揺さぶられる傑作。(続2023/10/25

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