出版社内容情報
作家に画家、警視総監……職業も年齢も様々な男女6人が推理合戦を楽しむ集まり「火曜クラブ」。ミス・マープルは、メンバーの中でも一番地味なふつうのおばあさん。でも推理力は誰にも負けない! 13作品を収録した短篇集。ルビ・挿絵付き、小学校高学年~
内容説明
「謎解きに一番向いているのはどんな人だろう?」そんな疑問から“火曜クラブ”は生まれた。元警察官に弁護士、作家…謎解きに自信がある人が集まって推理合戦をするのだ。難事件に誰もが頭を抱えるなか、毎回さらりと謎を解く名探偵がいた。その人こそがミス・マープルだ。豊かな人生経験と鋭い知性をもつミス・マープルの名推理をご覧あれ!13篇収録の短篇集。小学校高学年、中学生~。
著者等紹介
クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ] [Christie,Agatha]
「ミステリの女王」と呼ばれ、親しまれる小説家。1890年、イギリスのデヴォン州に生まれる。1920年、『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。本作で生まれたエルキュール・ポアロというキャラクターは、シャーロック・ホームズ以降のミステリ小説でもっとも人気がある探偵となった。クリスティーの作品は、英語圏で10億部以上、そして翻訳された100を超える言語でさらに10億部も読まれている。1976年、死去
矢沢聖子[ヤザワセイコ]
1951年生まれ、津田塾大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eri
4
娘小6図書館。 ポアロは長編なので、短編が読みたいとのことでミス・マープルを。 ドラマで全て視聴済なのに、犯人を忘れているものもあって、自分の記憶力のポンコツっぷりにビックリです。 惜しいのは挿し絵。鼻眼鏡とあるのに普通の眼鏡をかけていたり、まずもって、この絵ではミス・マープルがおばあちゃんに見えないです!ジェラルディン・マクイーワンもジュリア・マッケンジーも素敵なマープルだったのに、この絵は勿体無いなあ。2024/06/01
たつや
3
児童書で読むクリスティーは読みやすく面白い。このシリーズはイラストを無視するのがコツですね。子供だけがイラストを見れば良い。十三のエピソードは秀逸で、マープルが好きになります。2024/07/15
corriedale_
3
可愛らしいイラストのシリーズ。安楽椅子探偵モノは読者にもフェアとのことだが…そうか? めっさ腹黒いか米花町並の村じゃないか…? 短編集で軽読書にちょうどよい。2024/02/29
きあ
1
マープルシリーズ初読み。 わたしはポアロシリーズの方が好きかな?やっぱり安楽椅子探偵物よりアクティブな方が好きなのかも? でもアガサ・クリスティはどれも読みやすくてとても好き。2025/01/19
松(マツ)
1
海外文学に不馴れすぎたので児童書で読み始めましたが、とても読みやすくてほっとしました。ミス・マープル、とても痛快で面白くてハマってしまいました。今読む色々な安楽椅子探偵物はマープルあってこそなのだな、と思うなどしています。手を出してよかったです。2024/04/13