出版社内容情報
なぜ私たちは周りの人が欲しがるものを欲してしまうのか。社会学者ルネ・ジラールは欲望の法則を暴き、それを体系化した。複数の企業を経営する著者が、ジラールの理論を解説しながらマーケティングの心得を説くとともに、盲目的な欲求から離れる術を明かす。
内容説明
「最新のスマホが欲しい」「インフルエンサーおすすめのバッグが気になる」「あの人とつきあいたい」「仕事で成功したい」…なぜ私たちは性懲りもなく何かを欲してしまうのか。この欲望の裏側にはどんな理屈や法則が隠されているのか。哲学者ルネ・ジラールは「模倣の欲望」理論で、人が何かを欲しがる理由を明らかにした。「人は他人の欲しがるものを欲しがる。欲望はその人自身の内側からはわいてこない」と―ピーター・ティールをはじめ世界中の起業家を虜にした「模倣の欲望」理論のエッセンスを、「25歳未満の起業家トップ25人」に選ばれた著者が解説。「欲しい」の法則を知ることで、毎日の買い物から就職・結婚など人生の重大事に至るまで、あなたの選択が変わる。
目次
プロローグ―予想外の安堵
序章―社会的重力
1 模倣の欲望の力(隠れたモデル―ロマンチックな虚偽、赤ちゃんの真実;ゆがめられた現実―一年生をやり直す;社会的汚染―欲望のサイクル;罪の発明―過小評価された社会的発見)
2 欲望の変容(反模倣的であること―システムではなく人を満足させる;破壊的な共感―薄い欲望を乗りこえる;超越したリーダーシップ―優れたリーダーはどのように欲望を刺激し、形づくるのか;模倣的未来―明日何を望むか)
著者等紹介
バージス,ルーク[バージス,ルーク] [Burgis,Luke]
1981年生まれ、作家・起業家。ニューヨーク大学スターン経営大学院でビジネスを学び、ローマの教皇庁立大学で哲学と神学を学ぶ。23歳で最初の会社を立ち上げ、ビジネスウィーク誌の「25歳未満の起業家トップ25人」に選ばれた。以後、ウェルネス・消費財・テクノロジーの分野で複数の会社を起業。現在は米カトリック大学で客員起業家として起業家教育を行なっている
川添節子[カワゾエセツコ]
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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