出版社内容情報
とある婦人が謎の死をとげた翌日、村の資産家アクロイドが書斎で何者かに殺された。犯人は屋敷に住む家族や使用人か、それとも屋敷外の人間か。村の医師シェパードを相棒に、名探偵ポアロの調査がはじまった。おどろきの結末が大きな話題となった名作ミステリ
内容説明
世界一の名探偵ポアロが暮らす平和な村。その村は、事件で一変する。資産家のアクロイドが殺されたのだ。直後には、息子が姿を消した。息子が犯人なのか?ところが、ポアロが医師のシェパードと調査をすると、驚きの事実が見つかる。他の家族や使用人なども、アクロイドを殺す動機や秘密を隠していたのだ。だましているのは誰か?ミステリ史上最大の問題作。小学校高学年、中学生~。
著者等紹介
クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ] [Christie,Agatha]
「ミステリの女王」と呼ばれ、親しまれる小説家。1890年、イギリスのデヴォン州に生まれる。1920年、『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1976年、死去
羽田詩津子[ハタシズコ]
お茶の水女子大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
29
うわぁ! この本、駄目だった。ごめんなさい。もともとミステリーは苦手だからかな…早々に切り上げて、次の本に行きます。ただ、児童書で小学校高学年から読めると書いてあるので、漢字にるびもふってあるし、ミステリーが好きな子どもにむいているかもしれません。今年の6月に出版されたばかりの本です。2022/08/02
だるま
18
『ハヤカワ・ジュニア・ミステリ』初読み。シリーズが幾つか出版されているが、この作品を手に取った。大人向けの方は数回既読。クリスティ最大の問題作と言われ、多分世界一知られているトリックだと思うが、それを子供向けにしたらどういう表現になるのか興味があった。読んで感心。キーポイントはしっかり書かれていて、微塵も誤魔化していない。初めて読んだ少年少女は衝撃を受けるに違いない。大人向けよりも現代語になっていて、余計なエピソードが抜けている分、私はこっちの方が好きかもしれない。ただ、ポアロのイラスト、あれは酷いよ~。2023/01/20
ほんわか・かめ
17
ゲラを初めて読む機会があり、カタカナ名の登場人物が苦手な私は、登場人物紹介のページだけを一枚抜き取って確認しながら読めたので、ゲラで本当に助かりました(笑) ドラマで見ていたはずなのに犯人をすっかり失念していて、まんまと騙されました!読み返すと、見事に味方のふりをしていましたね。絵もくどくなく、ジュニア版として、または入門編としていいですね。小高〜〈2022〉2022/06/20
バトルランナ-
9
こりゃ、名作と言われるわけだ!4.3点。2024/02/21
たつや
4
児童書コーナーで発見。読みやすく、面白かったです。これお勧めです!2024/04/18