実力も運のうち 能力主義は正義か?

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実力も運のうち 能力主義は正義か?

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  • サイズ 46判/ページ数 376p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152100160
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0010

出版社内容情報

出自に関係なく、人は自らの努力と才能で成功できる――能力主義(メリトクラシー)の夢は残酷な自己責任論と表裏一体であり、「勝者」と「敗者」の間に未曾有の分断をもたらしている。この難題に解決策はあるのか? ハーバード大の超人気教授の新たなる主著

内容説明

「努力と才能で、人は誰でも成功できる」この考え方に潜む問題が見抜けますか?100万部突破『これからの「正義」の話をしよう』から11年―格差と分断の根源に斬りこむ、ハーバード大学哲学教授の新たなる主著。

目次

序論―入学すること
第1章 勝者と敗者
第2章 「偉大なのは善良だから」―能力の道徳の簡単な歴史
第3章 出世のレトリック
第4章 学歴偏重主義―何より受け入れがたい偏見
第5章 成功の倫理学
第6章 選別装置
第7章 労働を承認する
結論―能力と共通善

著者等紹介

サンデル,マイケル[サンデル,マイケル] [Sandel,Michael J.]
1953年生まれ。ハーバード大学教授。専門は政治哲学。ブランダイス大学を卒業後、オックスフォード大学にて博士号取得。2002年から2005年にかけて大統領生命倫理評議会委員。1980年代のリベラル=コミュニタリアン論争で脚光を浴びて以来、コミュニタリアニズム(共同体主義)の代表的論者として知られる。類まれなる講義の名手としても著名で、中でもハーバード大学の学部科目“Justice(正義)”は延べ14,000人を超す履修者数を記録。あまりの人気ぶりに、同大は建学以来初めて講義を一般公開することを決定。日本ではNHK教育テレビ(現Eテレ)で『ハーバード白熱教室』(全12回)として放送されている。著書『これからの「正義」の話をしよう』は世界各国で大ベストセラーとなり、日本でも累計100万部を突破した。2018年10月、スペインの皇太子が主催するアストゥリアス皇太子賞の社会科学部門を受賞した

鬼澤忍[オニザワシノブ]
翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばたやん@かみがた

127
《成功者への単なるお説教ではない》本書を、社会的成功者に対して「あなたの『成功』はご両親が提供してくれた教育や生活環境や運による所が大きく、あなた自身の努力によるものは実は小さいものに過ぎない。だから社会的に不成功とされている人たちへの態度を改めなさい。」と言うような一種のお説教とだけ受けとると本質を見誤ります。社会的成功を「本人の努力によるもの」と見誤らせがちな社会的背景、取り分け銘柄高等機関の院卒などの学歴がもたらす地位報酬への正当化などに焦点を当て、学歴への競争から端から圏外にいる(1/2)2021/12/26

R

113
能力主義という主張が生み出した、現在アメリカのゆがみと思考の変遷を解説することで、真の平等とは、目指すべき正義とはと問いかける本でした。非常に面白い。地位や金銭を得る資格が能力に起因するという考えが、それを得ていない人は努力が足りないと断じている現状、しかし努力では最早打破できない実情との乖離が、現代アメリカの混迷、エリート批判の根幹をなすのではという指摘だった。平等が機会を表すものならば、名門大学に入るというイベントに、一定水準以上の母集団からくじ引きでという解決は、興味深いと思った。2021/09/06

ひこうき雲

87
いやいや、何か納得がいかない。確かにスタートラインは違うかもしれないけど、恵まれた境遇を活かす努力も必要では。人一倍勉強してるのに低学歴の人はあまりいないと思う。努力をするか、しないかすら、生まれたときに決まっているとしたら、この本に書かれていることは受け入れよう。もちろん、謙虚な姿勢を忘れずにね。ただし、そうすると、人間の意思の力は何処に行った?2021/06/26

速読おやじ

84
「努力と才能で人は誰でも成功できる」というメリトクラシーは身分で将来が決まっていた貴族社会をなくし、誰もが平等な機会を得られる・・のではなかったのだ。成績、学歴、稼いだ所得によって選別される。結局また不平等が起きる。稼いだ金額が大きい人が社会的に優れているのか?サンデル氏は「共通善」という考え方を持ち出す。所得が高いのはたまたま運が良かっただけであって、それが人の優劣を決めるものではない。そうでないと頑張れなかった人は価値がないのか?という事になってしまう。かなり感銘を受けた。どの主義主張の人にもお勧め。2022/01/16

泰然

79
我が国で自己啓発セミナーが流行したのは新自由主義経済潮流の躍進期だったと思う。与えられた現実の枠組みを絶対のものと認め、最大限効率性の拡大に努める。自己開放を目指す一方、結果は自己責任。道徳や善へのコミットはなし。本書で述べられる「能力主義」(メリトクラシー)を読むと、貴族制や差別などの社会的不正義を打倒してきた能力主義の魅力に惹かれる一方、その副作用たる「分断」の悪夢から逃れるために個別主義を進める現代市民の痛々しい構造の背景が見える。自分の能力は全て自分の所作に因らない、という精神を私達は持てるのか?2021/05/15

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