健康食大全―がん、認知症、生活習慣病は食事で防げる

リー，ウィリアム【著】〈Ｌｉ，Ｗｉｌｌｉａｍ Ｗ．〉/田中 文【訳】

早川書房（2021/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 608p／高さ 21cm
• 商品コード 9784152100054
• NDC分類 498.58
• Cコード C0047

出版社内容情報

体を病気から守る５つのしくみを働かせ、認知症、がん、生活習慣病を退治しよう！　最新の医学知識を紹介しつつ、食べるべき食品と毎日の実践法「５×５×５法」を公開。ハーバードの医師が贈る、食事術の決定版がここに。実践ワークシート付き、レシピ多数。

内容説明

がん、糖尿病、高血圧、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化、認知症に効果あり！血管・細胞・免疫・ＤＮＡ・微生物の力を最大まで活用すれば、病気は打ち破れる。ハーバードで教える医師が提唱する実践法。新型コロナウイルスに備える免疫強化レシピ付き。

目次

第１部　健康を守るためにそなわった仕組み（血管新生―血管の正常な生まれ変わりが病気を防ぐ；再生―体をつくりなおす「乾細胞」を働かせる；微生物叢―あなたの体を守る細菌を養う　ほか）
第２部　病気に打ち勝つ食事（病を餓死させ、健康を養おう―血管新生を操る；健康を（ふたたび）つくり出す―食べて、再生をうながす
腸内生態系を養おう―微生物叢が求める栄養　ほか）
第３部　計画し、選択し、行動しよう（５×５×５法―食べて病気に打ち勝つ；キッチンを見直す―なにが必要で、なにが不要か；並外れた食品―医学的に「おいしい」ものをご紹介　ほか）
付録

著者等紹介

リー，ウィリアム［リー，ウィリアム］ ［Ｌｉ，Ｗｉｌｌｉａｍ　Ｗ．］
医学博士、ハーバード大学卒。自らの研究の成果を広め、人々の食生活を改善するための「血管新生財団」（Ａｎｇｉｏｇｅｎｅｓｉｓ　Ｆｏｕｎｄａｔｉｏｎ）の主催者としても知られる。主導する研究の成果は、がん、糖尿病、失明、心臓病、肥満を含む７０以上の疾患の治療と予防に影響を及ぼしている。メディアへの露出も多数。ハーバード大学医学部、タフツ大学、ダートマス大学に勤めた経験ももつ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tsuneki526]

人は食べたものでできている。そんな当たり前のことがどれだけの意味を持つかについて最新の知見を伝える書。大部だけれど、読みやすい。結局のところ、自分が何を食べるべきか自覚的であることが大切ということであろう。 ところでこの書でも指摘のあるとおり、テフロンは加熱すると毒ガスを発生するというのを「グール」で読んで以来、鉄のフライパンを使っていたのだが重いので最近テフロン加工に宗旨替えしたところ。やっぱり鉄のフライパンにした方がヨイ？悩ましいところである。

2022/05/20

[るう]

ページ数が多くてびっくりした。血管新生、幹細胞、、腸内細菌、ＤＮＡ保護、免疫系強化に良い食べ物は重複していて自分の好きなものばかり。料理を楽しみ味わいさらに健康体になれて幸せだ。

2022/09/24

[Pたん]

興味のあるページは読んだ。大全だからか最初から読むのはつらい。 血管新生、再生（幹細胞）、微生物叢、DNA保護、免疫の観点で体に良い食事と悪い食事について載っている。食材を見る限り過去に読んだ本の良い食材と大体一致している感じ。

2023/02/05