出版社内容情報
この10年で輸入量が4倍! ポートやマデイラといった酒精強化ワインのみならず、ヴィーニョ・ヴェルデなど様々な地域のワインが名を上げ、日本でも人気急上昇中のポルトガル・ワイン。その主要な銘柄、生産地、ワイナリーを完全紹介する日本初のガイドブック
内容説明
古くて新しいワイン王国の新動向を完全解説!世界的に人気急上昇中のポルトガル・ワイン、日本初の完全ガイドブック。
目次
第1章 ポルトガルにおけるワインの歴史
第2章 ポルトガルの風土・気候
第3章 ポルトガルのブドウ
第4章 ポルトガルのワイン法(AOC・原産地呼称)
第5章 主なワイン産地(地区区分)
第6章 ポルトガル・ワインの新動向
著者等紹介
山本博[ヤマモトヒロシ]
弁護士。日本輸入ワイン協会会長。日本ワインを愛する会会長。フランス食品振興会主催の世界ソムリエコンクールの日本代表審査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんい
3
輸入ワイン協会の会長さんによるポルトガルワインの解説本。ポルトガルワインはイギリス人が好んだポートワインだけではない。日本への輸入量自体が限られる。近年はオーストラリアの大学院への留学や、オーストラリアのワイン醸造家が生産に関わることで大きな発展がある。2021/02/13
Wataru Hoshii
1
ありそうでなかったポルトガル・ワインの概説書。有名だが誤解が多いポートについての解説から、最近のヴィーニョ・ヴェルデやアレンテージョの大躍進まで、ポルトガル・ワイン入門にぴったりのトピックが並ぶ。1960年代からこの地域のワインに注目していた著者ならではの幅広さだ。私は2000年代半ばからの新しいポルトガル・ワイン好きなので、それ以前の状況は勉強になった。わかりにくいマデイラの分類についても。日本で飲めるポルトガル・ワインはまだまだ少ない。関係者の努力に敬意を払いつつ、これからも飲まないと。Saude!2021/05/11