カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152099945
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

フランシスは作家志望の21歳の大学生。かつての恋人のボビーと共にダブリンでポエトリー・パフォーマンスを行っている。二人の才能に目をつけたジャーナリストのメリッサと親しくなるが、フランシスはメリッサの俳優の夫に惹かれていく……。BBCドラマ化決定

著者等紹介

ルーニー,サリー[ルーニー,サリー] [Rooney,Sally]
アイルランドの作家。1991年生まれ。トリニティ・カレッジ・ダブリンで英文学を学び、その後同大大学院で米文学の修士号を得る。2017年に発表したデビュー長篇の本書は、サンデー・タイムズ文学賞新人賞を受賞。2019年にはタイム誌の次世代の100人に選ばれた。ダブリン在住

山崎まどか[ヤマサキマドカ]
コラムニスト・翻訳家。女子文化をキーワードに映画・文学・音楽・その他のカルチャーについて執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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buchipanda3

106
フランシスはダブリンにあるトリニティカレッジの学生。彼女の半年に亘る私生活のドラマが描かれる。印象的なのはニックとの関係の中での手探りな感じ。彼女は自分を包み隠さず見つめながら肯定と否定を繰り返し、でも自らの言葉を紡いで言葉を交わす。その様にどこか引き付けられた。彼女はクールで知的で繊細、そしてチャーミング。でも特別なようで特別でない所がいい。そして自分の本性を憎んだり恐れたりもする。自分って実はこうなんだと気付いた時、やるせないこともある。それはきっと誰もがあるはず。あと何よりボビーとの関係が良かった。2021/09/08

藤月はな(灯れ松明の火)

68
最近、若い頃に書いたものを見ると「言葉に復讐されている」と思う時が多く、なってきた。若い頃に放った言葉を私は実行しているのか?そして若い頃の自分や周囲に恥じない自分になれていないという後ろめたさに襲われるから。Web上や紙、または口では理想的な事が言えるけど、実生活や人間関係と絡むとてんで歯が立たない。自分を卑下しているようで実は相手を「下」と見做さないと自分を保てない。そんな薄汚い自分への嫌悪感やコンプレックス、自分を理解しない人間関係への悩みとそれを言えないから抱える孤独が今も未熟な私へ突き刺さる。2021/12/22

Vakira

53
題名を直訳すれば「友人との会話」。でも、ここでは交際?イギリスの女子大生の交友録。小説の面白いところ、それは僕の様な中年オヤジでも読書中は年齢、性別、環境(場所)を越えて主人公と同化してしまう処だ。同化出来るかどうかは作家の腕前。さあ、未体験ゾーンへ。今回は女子大生よ。どうかしてるわ!なんちゃって。さて私、フランシスは高校時代より親友でゲイのボビーと詩のパフォーマンスをやっている。巷ではそこそこ有名。女性カメラマンの目に留まり、夫の俳優ニックと知り合いとなったんだけど、ニックは超ハンサム。運命の出会い。2022/04/18

星落秋風五丈原

49
過激な言動を繰り返すボビーが実はいい所のお嬢でフランシスが酒飲みのおやじを抱えているというギャップ。酒飲みの父と言う所でいかにもアイルランド文学に出てきそうだなと2021/10/19

竹園和明

39
朝日新聞の書評で知った本。フランシスとボビーというタイプの異なる2人の女子大生を軸に、ジャーナリストのメリッサとその夫ニックが絡み織り成す人間模様…といった内容だが、全く異なる人物造形、男1女3という構成、ジェンダー、貧富差等が、時により浮沈する4人の関係性を複雑にする。ボビーは同性であるメリッサに好意を抱く一方、フランシスはニックに急接近して行く。多様性や自由な恋愛が語られるご時世だが、彼女らはそこに確信を得たくてもがく愛の迷子のよう。そうして葛藤を繰り返す日々が若い人の勲章でもあるが、痛々しく思った。2021/12/14

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