ハヤカワ・ジュニア・サイエンス きみがまだ知らないティラノサウルス

ギャロッド，ベン【著】〈Ｇａｒｒｏｄ，Ｂｅｎ〉/真鍋 真【監修】/矢能 千秋【訳】

早川書房（2020/11発売）

• サイズ 46判／ページ数 112p／高さ 20cm
• 商品コード 9784152099815
• NDC分類 K457
• Cコード C8045

出版社内容情報

ティラノサウルスはどれぐらい足が速かったの？　白亜紀ってどんな時代？　英国BBCのテレビ番組で大人気の進化生物学者が、ティラノサウルスの生態をさまざまな角度から解説。やさしい文とたっぷりの図で学ぶ最新の恐竜学。小学校3年生以上、総ルビ、一部英語併記

内容説明

骨までくだく強力なアゴをもつティラノサウルス。どんな狩りをし、どれぐらい速く走っていたのか？最強の肉食恐竜として進化してきた、体のつくりや能力を解説。すんでいた場所や時代、骨の形から、羽毛の色の調べかた、化石のみつけかたまでイラストつきで説明。イギリスのテレビ番組で大人気の生物学者による、図鑑よりもくわしく、「なぜ？」「どうして？」に答える解説書。小学校中学年～

目次

第１章　恐竜の定義
第２章　恐竜探偵
第３章　恐竜の発見
第４章　恐竜をもっと知る
第５章　恐竜の行動圏
第６章　恐竜の進化と戦い

著者等紹介

ギャロッド，ベン［ギャロッド，ベン］ ［Ｇａｒｒｏｄ，Ｂｅｎ］
イギリスのノーフォーク州出身、ブリストル在住。イーストアングリア大学進化生物学教授。イギリスのテレビ番組「骨が語る動物の秘密」で、さまざまな生物の骨とその役割を紹介している

真鍋真［マナベマコト］
国立科学博物館の研究者。恐竜など中生代の化石から生物の進化を読み解こうと、日々化石と向き合っている。展示や図鑑の監修も務め、多くの人に恐竜文化のおもしろさを伝えている

矢能千秋［ヤノウチアキ］
レッドランズ大学社会人類学部卒、英日・日英翻訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[遠い日]

「ハヤカワ・ジュニア・サイエンス」シリーズ。獰猛なイメージのティラノサウルス。悪者として描かれることが多いが、ずいぶん研究は進んだようだ。今では、うろこ状の皮膚より羽毛が生えた恐竜として認識されてきた。体全体のイメージも、骨格の研究から頭と尾が横一直線であることが判明。ティラノ、イメージ的に苦手だけれど、やっぱりかっこいいな。

2021/01/25

[Sumiyuki]

うむ。恐竜には割と関心を持っているつもりだけど、知らないことが多々ありお恥ずかしい限り。系統樹に「ここにはなにかいるのですが、それを証明する化石がまだ発見されていません。」とあり、興味深い。ティラノサウルスは白亜紀末期のマーストリヒチアン期という600万年の更に末期の200万年間だけ生息か。化石になった羽毛にあるメラノソームをみれば、色がわかるという。

2021/01/06

[めがとろん]

これ、私にはすごく刺さりました！面白い！恐竜について興味がある訳ではなかったのに、分かりやすくて読んだらすぐに恐竜の骨のある博物館に行って確かめたくなります。娘(6歳)には難しいかな？と思いながら読み聞かせてますが、意外とクイズに正解していて子供にも分かりやすい本なんだなあと感心。きみがまだ知らないシリーズは全巻読みたい。なお、図書館で借りました。

2022/05/12

[ヒラタ]

ジュニアに向けた本ですが、大人でも充分興味深かった。 サラサラ読んでいたらクイズがあって、いかにテキトーに読んでいたのかがわかった。 とてもお薦めです。

2020/12/04