出版社内容情報
ようやく魔法都市ネバームーアに住むことを許され、特別な能力を
持つ子供の学校《輝きの結社》に通えることになったモリガン。し
かし他の同級生からは恐れられ同じ授業も受けさせてもらえない日
々……そんなとき学校関係者や街の住人が次々に姿を消す事件が!
内容説明
ついに“輝かしき結社”の試験を勝ち抜き、魔法都市ネバームーアの学園に通うことを許されたモリガン。しかし、同期で入学した仲間たちには自分の持つ力を恐れられ、ひとりぼっちでつまらない授業を受けさせられる毎日―そんなとき、街で起きていた連続失踪事件の謎は深まり、ついに魔法学園の仲間も行方不明に。モリガンはひとり、事件の真相をさぐる決意をする…。小学校高学年以上向け。
著者等紹介
タウンゼント,ジェシカ[タウンゼント,ジェシカ] [Townsend,Jessica]
オーストラリアのサンシャイン・コースト在住。ロンドンに数年間在住し、『ネバームーア モリガン・クロウの挑戦』執筆についての多くのインスピレーションを得た。コピーライターとして8年間働いた後、現在セールスの仕事をしている。以前はオーストラリアにて、スティーヴ・アーウィンの経営するオーストラリア動物園で子供向け野生生物誌の編集者として活躍した
田辺千幸[タナベチユキ]
翻訳家。ロンドン大学社会心理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
14
魔法都市ネバームーアに住むことを許され、ハンサムな独身男性ジュピターとホテル・デュカリオンで暮らすことになったモリガンは、特別な能力を持つ子供の学校《輝きの結社》に通えることになった。幸せいっぱい!のはずだが、ただ、最後の試験がどう見てもジュピターの口八丁手八丁でごまかした感あり、他の八人からは「本当に天賦の才の持ち主なの?」と疑いの目を向けられる。「ワンダー細工師」だと明かされ、今度は逆に、他の同級生からは恐れられ、教師からはワンダー細工師の悪行をこれでもかと聞かされる始末。2024/07/24
ねむ
9
記憶力の減退で1巻の詳細はすでに忘れていますが、そんなぼんやり頭でもそこそこ問題なく読める。ということはおそらく著者が上手に情報を補ってくれているのでしょう。ありがたや。念願の入学を果たした学校で、特異な能力ゆえにうとまれ、いじめられ、感情の浮き沈みに悩むモルガン。信頼を裏切られたり、思わぬ人に助けられたりしながら、まわりに頼ることをおぼえ、人と一緒に生きていくことを理解し始めたところ。ひとりで完結する仕事からチームでやらざるを得ない仕事に変わったところなもので、個人的にも響くところがありました。2021/01/17
おぎぎ
7
ハリポタと比較される事が多いらしい本作。確かに呪われた子と言われ続けた少女が後援者を得て不思議な国に行き魔法学校に入学し、、という流れなので比較されるのも頷ける。世界観の説明がまるでないので物語に入り込むのに一苦労。ハリポタを読んだあとだとどうしてもハリポタに似た部分が気になってしまうけど、そうでなければワクワク展開が気になって十分に子供心を掴めそうな一冊。2022/01/21
ゆたこまち
6
面白かった。 これからだね!!どんどん面白くなりそう。 謎も残ったままだしね。2021/01/27
希咲(きさ)
3
ようやく自分の居場所と家族を見つけたと思ったらモリガン。でも、そう簡単には話は進まない。仲間に認めてもらえない寂しさ、自分の力を制御できないもどかしさ、そして魔法学園の危機を乗り越え、少女はまた一つ大人になっていく。2022/09/11




