内容説明
アレシアは事情があって故郷を離れ、ロンドンに到着したばかりだった。彼女の音楽に魅入られたマキシムは、いつしか彼女自身に、これまで誰にも感じたことのない情熱をいだくようになる。伯爵家の新たな後継者として、慣れない毎日を送るなかで、彼女への気持ちがふくらんでいく。だがそのアレシアには、悪意と危険が迫っていた。マキシムは彼女を守れるのか?世界中の女性を虜にした究極のラブストーリー、ふたたび!
著者等紹介
ジェイムズ,E.L.[ジェイムズ,E.L.] [James,E.L.]
ウエストロンドン在住の作家。夫と二人の息子がいる。元テレビ局役員。ネットで発表した趣味の小説をベースに書き上げた“フィフティ・シェイズ”三部作は、アメリカの大手出版社から刊行されるや記録的ベストセラーとなった。彼女の小説は50カ国以上で出版され、全世界で1億5000万部超を売り上げている
石原未奈子[イシハラミナコ]
広島県出身、英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あさうみ
42
一気読みさせる引き付け方はさすが。前作の香りがしないでもないけど、国も育ち違い、風習に差がある男女の実直なロマンスとしてこれはこれで楽しめた。疲れた頭にはもってこいです。で、でも、まだ完結してないよね!?掘り下げて欲しい人物もたくさんいるので、続編を期待します。2019/12/08
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
24
面白かった(☆∀☆) 読む前は、フィフティを引きずってしまうかな~って思ってたけど、ぜんぜんそんな事なかった。これはこれだった。ヒロインはとってもピュアで可愛いし、ヒーローは常にヒロインに、どうした? 大丈夫か? なんて、気にかけてるし、キュンキュンさせてくれるし。失礼ながら、意外に良かった(☆∀☆) 2019/12/27
ちょっきんな
12
うーん…スッキリしない終わり方でした。 これ、絶対続きありそう。アナトリの言い残してった言葉も気になるし、最初の悪党たちも中途半端だし。2020/07/27
M
5
英国の次男シンドロームといえば、ヘンリー王子がタイムリーすぎて変にイメージが歪んでしまった。2020/08/25
矢田ふみえ
4
面白かった。ヒーローが、いい人になっちゃって。最後もツボを押さえた展開で。2019/12/22