出版社内容情報
他者の感情が読めないアスペルガーの私は、早期経頭蓋磁気刺激という実験的施療の影響で、感情が見える世界へと放り込まれた。待っていたのは希望と戸惑い、そして「アルジャーノン」のようになるのかという不安……患者が自ら語る稀有なアスベルガー施療体験。
内容説明
他人の感情が読めないアスペルガーの私は、先進的脳神経科治療の中で『アルジャーノンに花束を』を現実に体験することに…小説をしのぐ感動を呼ぶノンフィクション。ワシントン・ポスト紙年間ベストブック。
目次
電撃的な提案
無関心の価値、一九七八年ごろ
医療用マグネット
なぜ変わるのか?
馬力
インフォームド・コンセント
脳刺激の歴史
私の脳をマッピングする
音楽がよみがえった夜
感情
救急車とともに歌う
家族の問題
人を見抜く
幻覚と現実
覚醒
SFが現実になる
ゼロサム・ゲーム
音楽のきらめき
余波
生まれながらのエンジニア
言語能力
もっと繊細な変化
異なる種類の成功
歴史を書き替える
恐怖
新たな始まり
砂嵐を消す
心を読む人
家族の死
ふたたび音楽の世界へ
追記―その後
著者等紹介
ロビソン,ジョン・エルダー[ロビソン,ジョンエルダー] [Robison,John Elder]
自動車修理会社“ロビソン・サービス”の経営者。アスペルガー症候群である自分について率直に綴った“ニューヨーク・タイムズ”ベストセラー、『眼を見なさい!』などでも著名。会社経営のかたわらウィリアム・アンド・メアリー・カレッジで神経多様性研究の常勤研究員を務める。『ハサミを持って突っ走る』の著者、オーガステン・バロウズは実弟
高橋知子[タカハシトモコ]
甲南大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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