出版社内容情報
『タイタンの妖女』『猫のゆりかご』など傑作を遺したSF作家カート・ヴォネガット。彼がものした切なくも優しい全短篇を8ジャンルに分類、全4巻で隔月刊行する。第1巻には表題作ほか「戦争」「女」テーマの全25篇を収録。没後10年を経て刊行する決定版。
カート・ヴォネガット[ヴォネガット カート]
著・文・その他
浅倉 久志[アサクラ ヒサシ]
著・文・その他
伊藤 典夫[イトウ ノリオ]
著・文・その他
大森 望[オオモリ ノゾミ]
著・文・その他
宮脇 孝雄[ミヤワキ タカオ]
著・文・その他
鳴庭 真人[ナルニワ マサト]
著・文・その他
大森 望[オオモリ ノゾミ]
監修
内容説明
優しいニヒリズムに満ちた傑作『タイタンの妖女』『猫のゆりかご』などで知られるカート・ヴォネガットが84年の生涯で著した全短篇を、8つのテーマに分類し集成。4分冊の第一巻には、「王様の馬がみんな…」「追憶のハルマゲドン」をはじめとする「戦争」「女」テーマの21篇を収録する。
著者等紹介
ヴォネガット,カート[ヴォネガット,カート] [Vonnegut,Kurt]
1922年11月11日、インディアナ州インディアナポリスに生まれる。コーネル大学生化学科へ進み、学内紙“コーネル・デイリー・サン”の編集に携わる。1942年、軍隊に召集。バルジの戦いにてドイツ軍の捕虜となり、ドレスデン爆撃を体験する。この体験がのちの人生に大きな影響を与えることとなる。終戦後、ゼネラル・エレクトリック社で広報として働きつつ、1950年、「バーンハウス効果に関する報告書」により作家デビュー。車のセールスマン、英語教師など職を転々としながら執筆を続け、雑誌を中心に短篇を発表。いずれもSF的色合いの強いものでありながら、社会風刺や批評精神に満ちたものであり、文芸としても高い評価を受けた。生涯を通じて長篇を14冊、短篇集を3冊遺した。2007年4月11日、マンハッタンの自宅にて逝去。享年84
大森望[オオモリノゾミ]
1961生、京都大学文学部卒、翻訳家・書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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