花殺し月の殺人―インディアン連続怪死事件とFBIの誕生

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花殺し月の殺人―インディアン連続怪死事件とFBIの誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152097651
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0098

出版社内容情報

主要メディア絶賛! 謎のインディアン連続殺害事件の真相に、FBIの生みの親フーヴァーと敏腕捜査官が迫る傑作ノンフィクション。1920年代、アメリカ南部。オクラホマ州の先住民保留地で20数名が相次いで殺される事件が発生。のちのFBI長官フーヴァーと敏腕捜査官ホワイトが、石油利権と人種問題が複雑に絡む陰謀の真相に迫る。『ロスト・シティZ』の著者が放つ傑作ノンフィクション

デイヴィッド・グラン[グラン デイヴィッド]
著・文・その他

倉田 真木[クラタ マキ]
翻訳

内容説明

1920年代、禁酒法時代のアメリカ南部オクラホマ州。先住民オセージ族が「花殺しの月の頃」と呼ぶ5月のある夜に起きた2件の殺人。それは、オセージ族とその関係者20数人が、相次いで不審死を遂げる連続殺人事件の幕開けだった―。私立探偵や地元当局が解決に手をこまねくなか、のちのFBI長官J・エドガー・フーヴァーは、テキサス・レンジャー出身の特別捜査官トム・ホワイトに命じ、現地で捜査に当たらせるが、解明は困難を極める。石油利権と人種差別が複雑に絡みあう大がかりな陰謀の真相は?米国史の最暗部に迫り、主要メディアで絶賛された犯罪ノンフィクション。アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)受賞!

目次

クロニクル1 狙われた女(失踪;神の御業か人の所業か;オセージ・ヒルズの王 ほか)
クロニクル2 証拠重視の男(不品行省;潜入したカウボーイたち;不可能の除外 ほか)
クロニクル3 記者(ゴーストランド;未解決事件;ふたつの世界に足を置き ほか)

著者等紹介

グラン,デイヴィッド[グラン,デイヴィッド] [Grann,David]
アメリカのジャーナリスト(1967年、ニューヨーク出身)。“ニューヨーカー”のスタッフ・ライターを務める。ジョージ・ポーク賞ほか受賞歴多数。著書『ロスト・シティZ』(2009)は“ニューヨーク・タイムズ”ベストセラーの1位となり、25カ国語に翻訳されている

倉田真木[クラタマキ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

477
【原書】綿密な取材と執念によって成り立った一冊。インディアンの虐殺は、はるか19世紀以前の話だと思っていたが、1900年代初頭に起きたオクラホマ州での一連のインディアン(油田の利権を所有)連続殺人を取材したドキュメンタリー。その凄惨さに「フィクションだってここまではやらないだろう」との思いに沈む。単なるクロニクルにあらず、第3章では取材を元に、独自にいくつかの事件を解明しようという試みも。同時にFBI創世記の記録でもあり、個人的には、美化されることの多いフーヴァー長官のエピソードが興味深かった。 2019/01/06

ケイ

168
アメリカンインディアンの誇り高いかつての姿。上半身裸で、頭に羽をつけ、腕を組み、仁王立ちでこちらを見る。彼らの精神は今もあるのだろうか。追いやられた地域で手にした権益も、命とともに奪われた。先日の選挙で先住民の女性が選出されたことや、この作品の映画化で、オセージ族ら先住民の尊厳や権益に対する更なる1歩となることを望む。「高く伸びた見事な木々の多くも失われ、多くは白人が切り倒した。野生の七面鳥も鹿も野生の馬も野牛もいなくなり、あの美しい丘陵にはもはや何も息づいていない」尽力した白人のホワイト捜査官に合掌。2018/11/14

Panzer Leader

86
1920年代オクラホマの保留地で起きた先住民オセージ族の連続怪死事件を巡るダークドキュメンタリー。1部では次々と起こる不審死とオセージ族の歴史的背景や登場人物の紹介。2部では遅々として進まぬ捜査に業を煮やした野心家エドガー・フーヴァーによって送り込まれたテキサス・レンジャー出身の腕利き捜査官ホワイトたちの捜査によりこの陰謀の黒幕を暴き出す。3部の現代編では一応解決したと思われたこの事件、しかしもっと深い闇が横たわっていた...正に事実は小説より奇なりを地で行く読み応え抜群のドキュメンタリー。2020/04/14

Bugsy Malone

84
1921年、オクラホマ州の先住民族オセージ族保留地で起きた連続怪死事件。24 人以上の犠牲者がでたにもかかわらず、事件は数件の明らかな殺人事件の解決のみで終止符を打たれた。著者は数年にわたる取材における様々な記録や証言を元に、開拓者により特異な状況に置かれた当時のオセージ族の立場、FBI黎明期の捜査員達の捜査過程を浮き彫りにする。そこには何十人という命を奪った、富と権力に群がる人間と社会の恐ろしい程の闇が暴き出されていた。⇒2019/11/23

HANA

84
読友さんからお借りした本。1920年代、居住地地下に石油が発見されたオセージ族。大金を手に入れた彼らが次々に殺され始めた。という粗筋からシリアルキラーを想像しつつ読んだのだが、事実はそんな生易しいものじゃなかった。爆破される家に脅され姿を消す証人と事態はだんだんとエスカレートしていくし。で、読友さん曰く「第三部が一番怖い」。その通り第三部は事件解決後、現在からの視点なのだが、そこで見つかった犠牲者をとことん食い物にするシステムに、読みながら慄然とした。アメリカの暗部を余すところなく書き尽くした傑作でした。2019/07/15

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