秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948‐2014

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秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948‐2014

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  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152097521
  • NDC分類 392.285
  • Cコード C0031

出版社内容情報

1948年の建国以来、イスラエルは常に戦乱の只中にあった――。ベストセラー『モサド・ファイル』の著者コンビによる最新戦記1948年の建国以来、イスラエルは常に戦乱の只中にあった――。数度の中東戦争、エンテベ空港での人質奪還、エルサレムを巡る終わりなき戦いなど、同国特殊部隊が関与した諸作戦の全貌を、自らも中東戦争に従軍したスパイ小説の巨匠が語る戦記ノンフィクション

マイケル・バー=ゾウハー[バーゾウハー マイケル]
著・文・その他

ニシム・ミシャル[ミシャル ニシム]
著・文・その他

上野 元美[ウエノ モトミ]
翻訳

内容説明

不可能な任務はない。人質救出、テロリスト掃討、エルサレム占領…中東を揺るがす極秘作戦の舞台裏を、従軍経験豊富なスパイ小説の巨匠が明かす。

目次

エンテベ一九七六年
第1部 すべての始まり
第2部 シナイ作戦
第3部 六日間戦争
第4部 消耗戦争
第5部 ヨムキプル戦争
第6部 核の脅威
第7部 レバノン戦争
第8部 テロリズムとの戦い
アフリカの奥地からエルサレムへ―モーゼ作戦(一九八四年)とソロモン作戦(一九九一年)

著者等紹介

バー=ゾウハー,マイケル[バーゾウハー,マイケル] [Bar‐Zohar,Michael]
イラスエルの作家。1938年ブルガリアに生まれ、48年にイスラエルに移住。ヘブライ大学を卒業後、パリ大学で政治学と国際関係論の博士号を取得。第2次、第3次、第4次中東戦争での従軍をへて、ハイファ大学、米エモリー大学で教鞭を執り、イスラエルの国会(クネセト)議員や国防相モシェ・ダヤンの顧問を務めた。ダヴィド・ベングリオン首相、シモン・ペレス首相の公式伝記、イサル・ハルエル元モサド長官の伝記を執筆。スパイ小説の巨匠としても知られ、作品は18カ国語に翻訳されている

ミシャル,ニシム[ミシャル,ニシム] [Mishal,Nissim]
イラスエルのジャーナリスト。同国テレビ界の第一人者として知られ、国営テレビの政治記者、ワシントン特派員、社長を務める

上野元美[ウエノモトミ]
英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キミ兄

5
やっぱりサエレトマトカル最強!しかしイスラエルって、本当に自国内を戦場にしないことを徹底している(除くテロ)。国防のポリシーが明確。タイトルには「特殊部隊」とあるが、建国以来の特殊部隊が関わらないものも含めさまざまな戦闘を網羅している。そしてこの国の政治家はほとんどがかつて兵士だった。☆☆☆。2018/06/30

やすお

4
イスラエルを守るために軍が作戦行動を遂行する。敏腕パイロットやスパイなどの工作員、首相などの政治家が生々しい活動をする--。読んでいると冒険小説のように感じる。気を付けないと小説のように楽しんでしまうが、実際にテロリストや軍人が死に、関係ない市民にも犠牲者が出ている。これは楽しんではいけない事実だ。小説ではないので、ストーリーにクライマックスやエンディングはない。最初から最後まで淡々とイスラエルから見た中東情勢が語られる。文章は読みやすい、でも書かれた事実は重く受け止めるべきものなのかもしれない。2018/05/16

ASPanda

4
世界で最も過酷な環境で安全保障を実践している国、イスラエル。この本が示してくれるのは、国家存続のためには必要な活動はすべてやる覚悟と精緻なデータ分析、冷酷な軍事行動を支える思想だ。高いリスク排除のためなら、国際世論を顧みず高リスクな手段(先制攻撃、占領地の兵糧攻めなどの非人道的な処置など)をためらわない。日本との違いに驚くとともに、安全保障を自立して推し進めるにはどうしたらよいのかを教えてくれる。2018/04/24

K.C.

3
一面ではあるがイスラエル国史ともいえる。数次にわたる中東戦争+αをイスラエル軍目線で描く。迫害を受けてきたユダヤ人国家の凄まじい生への執着を感じる。2018/12/12

Meistersinger

3
建国以来のイスラエル軍の戦いを特殊部隊中心に描いている。冒頭は一番盛り上がる「エンテベの奇跡」。とにかく強い。傷つきながらも任務を達成していく様子に、自国の存亡がかかっている覚悟が読み取れる。著者がイスラエル人だけに「武器の清浄」など、第三者からすると綺麗事すぎる感じもするが。解説で述べられる最近のイスラエル軍の様子(徴兵されない若者の増加や軍の宗教化など)が面白い。2018/06/22

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