スター・ウォーズによると世界は

電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

スター・ウォーズによると世界は

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152097224
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ハーバード大学ロースクールの名物教授による画期的スター・ウォーズ論!

内容説明

ハーバード大学ロースクールの名物教授が『スター・ウォーズ』から世界を読み解く!?現代の神話『スター・ウォーズ』を通じて、法学と行動経済学の泰斗があらゆる面から現代の世界を浮き彫りにする画期的『スター・ウォーズ』論。

目次

はじめに スター・ウォーズから学ぶ
1 私がお前の父親だ―ジョージ・ルーカスの英雄の旅
2 だれにも好かれなかった映画―大コケ必至の映画が現代を定義づける映画となるまで
3 成功の秘訣―スター・ウォーズはすごかったのか、タイミングがよかったのか、単にツイてただけか?
4 スター・ウォーズを見る一三の視点―キリスト教、エディプス、政治、経済、ダース・ジャー・ジャー
5 父と息子―あなただって救われる、特に子供に本当に好かれているなら
6 選択の自由―運命や予言は関係ない
7 反乱軍―なぜ帝国が倒れ、なぜレジスタンス戦士たち(とテロリスト)が蜂起するのか
8 憲法的なエピソード―エピソードとしての言論の自由、性の平等、同性婚
9 フォースと英雄の旅―魔術、神様、人間のお気に入りの物語
10 我々の神話と我々自身―なぜスター・ウォーズは心に響くのか

著者等紹介

サンスティーン,キャス・R.[サンスティーン,キャスR.] [Sunstein,Cass R.]
1954年アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。法学者。1981年からシカゴ大学ロースクールで教鞭をとり、2008年よりハーバード大学ロースクール教授。憲法学、行政法、環境法をおもな専門分野とし、法学に行動経済学的な視点をまじえた研究で知られる。オバマ政権下ではホワイトハウスで情報規制問題局(OIRA)の長を務めた。ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーとの共著でベストセラーとなった『実践行動経済学』をはじめ、多数の著書がある

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで広範な分野での翻訳、執筆活動をおこなう。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

225
うーん、悪くないけど良くもない。スター・ウォーズの世界を解説しつつファン目線でどの作品がおもしろいかとか、宗教や政治の話を絡めた解説がされていたりするんだけど、あとがきに書かれていた通り、著者が書きたいことを書きたいように書きなぐった感じの本なので、だれがどのように読むとどのような満足を得られるのか謎。スター・ウォーズファンだったらもっとほかのおもしろくて読みやすい本があるし、政治学ももっとサブカルと絡めたおもしろい本があるはず。つまり中途半端な感じがした。2018/04/24

さきん

23
監督の想像以上に成功し、議論の尽きない映画スターウォーズ。当初は兄弟や親子設定は考えていなかったとか、ストーリーの方向も見えていなかったとか。シス卿の権力掌握への道筋や陰謀について、憲法、社会問題と比較しながら、魅力の源泉へ迫っていく。2018/01/28

sayan

15
映画をモチーフにした政治・経済本は中途半端な内容が多く、結局何言いたいの?と首を傾げる。本書は、色々なことを語るのだけれど「やっぱ、ストーリー5が最高だよ」と、著者のスターウォーズ愛に溢れている。「みるべきストーリー、見る順ストーリー」を、紙面上で展開するが、いちいち「著者の主観が反映され」面白い。「うわついた流行や気まぐれ」は伝統を否定し「共同体の連鎖と連続性を壊す」=社会的安定性の不可欠な源を拒絶する、と、スターウォーズの連続性を語らせた箇所がB.Buzanの「社会的安全保障」と重なり興味深かった。2018/01/20

yutaro13

13
2018年100冊目。ハーバードのロースクール教授で、法学に行動経済学を結びつけた研究で知られ、オバマ政権下ではホワイトハウスで情報規制問題局長を務め、アカデミックな著書も多数出しているサンスティーン氏が、スターウォーズについて好き勝手に語っているのが本書。著者の専門と絡めた話がある一方、スターウォーズのトンデモ解釈とかどの順序で見るべきかとか、まったく関係ない話も多い。本書は賛否両論の『最後のジェダイ』公開前に執筆されている。著者の見解が気になったので調べてみたら、案の定やや否定的な見解を述べていた。2018/10/24

hiyu

10
読みやすい訳ではあった。主観性は凄いものだが。正直スターウォーズをよく見ていないのでピンとこないところもある。だが、大ヒットしていることは承知しているし、本作を通じて外国の方と喧々諤々となってもよいか。2018/11/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12454033
  • ご注意事項

最近チェックした商品