ドビュッシーはワインを美味にするか?―音楽の心理学

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電書あり

ドビュッシーはワインを美味にするか?―音楽の心理学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月21日 00時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152097200
  • NDC分類 761.14
  • Cコード C0073

出版社内容情報

音楽でワインの味が変わる?不眠症に効く音楽は?音楽が私たちの行動や心理に及ぼす計り知れない影響力をユーモアたっぷりに解説。

内容説明

ドビュッシーの名曲「月の光」がワインショップで流れていると、試飲のワインはより甘美に。さらに購入額は、ポップスが流れているときの3倍以上に!?さりげないBGMが、実はあなたの買い物を決めている―。人間の心理にかくも大きな影響を及ぼす、音楽という魔法。その効能を、英国の物理学者にして音楽家が科学とユーモアで語り尽くす。性格と曲の好みの関係は?モーツァルトを聴くと頭がよくなる?映画音楽が観客に与える効果とは?そして…人はなぜ音楽を愛するのか?ミュージシャンからリスナーまで、読めばあなたの音楽人生がもっと豊かになること間違いなし。名著『響きの科学』の著者が巧みに奏でる、「音」と「心」のアンサンブル。

目次

音楽の好み
歌詞と音楽の意味
音楽と人間の感情
繰り返し、驚き、鳥肌
薬としての音楽
音楽で頭がよくなる?
映画音楽の力 『サイコ』から『スター・ウォーズ』まで
あなたには音楽の才能があるか?
音についての覚え書き
メロディって何?
伴奏からメロディを抜き出す
聞こえるものすべてを信じるな
不協和音
音楽家はどうやって聴き手の感情ボタンを押す?
わたしたちが音楽を愛する理由

著者等紹介

パウエル,ジョン[パウエル,ジョン] [Powell,John]
物理学者かつクラシック音楽を学んだ音楽家。国際レーザー会議で講演を行なったかと思えば、パブでギターを演奏してビールをただでもらっている。シェフィールド大学で作曲の修士号を、インペリアル・カレッジ・ロンドンで物理学の博士号を取得。ノッティンガム大学とルレオ大学(スウェーデン)で物理学を、シェフィールド大学で音楽音響学を教える。イングランド、ノッティンガム在住

濱野大道[ハマノヒロミチ]
ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)卒業。同大学院タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fondsaule

11
★★★☆☆ 音楽の効用が書かれている。冗談半分に読むのにはいい。真面目に読むにはつらい。2018/10/12

シュナ

6
面白かった。もともと「長調はたのしく、短調はかなしく感じるのは我々がそう学習したからなのか、生物学的な要因があるのか」「和音が心地よく、不協和音が心地よくないのはなぜか」という長年の疑問にたいする答えを探す中で出会った本なのだけど、それに対するドンピシャの説明が得られただけでなく、作曲、演奏、鑑賞と音楽のさまざまな側面についての心理学的、生物学的、物理学的背景が軽妙な文章で読みやすく(ただし決して単純化はせずに)説明されていて、音楽に対する解像度がぐっと上がった。2023/02/24

田中はにわ

5
「ワイン」についてその心理的影響に興味があって読んだが、そのタイトルに関係する話は、あくまで本のつかみであり、それについて知りたければ最初20ページほどを読めばよい。しかし、この本は音楽が人間に与える影響について、わかりやすく、ジョークたっぷりに専門に切り込んでおり、とてもおもしろかった。私の読んだところでは、音楽の特徴は「反復」にある、と感じた。では、ワインと反復の関係は……といった考えがいま、うずをまいている。2018/02/25

manabukimoto

5
著者はイギリスで物理学と音楽音響学を教える大学の先生。音楽の心理的な側面を数多の先行研究のデータと、ユーモアと毒舌の混ざった独断で論じた一冊。 四章で論じられる、音楽に於ける繰り返しと驚き(恐怖 ドキドキ)の後に来る鳥肌の話はラヴェルのボレロの素晴らしさ!と腑に落ちた。 八章の音楽の才能の話では、音楽的才能は練習時間に比例すること、音楽学習者が最終的にプロのレベルに達する最大の要因の一つが、最初の先生のフレンドリーさにあることなど。 p297以降は難しい所もあったが、興味深く読めた。2017/11/12

Kazuo Tojo

4
音楽の心理学という言葉に惹きつけられ読んでみた。本文より-人は、一〇代後半から二〇代前半までのあいだに聴いた音楽に、とりわけ強いつながりと忠誠心をもつようになるという。 けっこう難しい話しもあるのだが巧みにジョークを交え分かりやすく伝えようとするところに好感をもてる。音楽は世界共通のもの。引き続きもっと深く知りたい。2022/09/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12425650
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。