内容説明
日本人の論理的思考や創造的能力は、たいしたもんです。なにしろ、これだけ沢山のコトワザを生み、育て、そして保持して来たのですから。この、みごとなる文化遺産を、「経験」や「科学」の尊重にのみ走らずに、未来のために新しく生かし切って行く必要があります。まず道作り、それが本書です。
目次
１ コトワザ教育の体系と実践（コトワザと子どもの話；なぜコトワザ教育か；コトワザ教育の体系；創作コトワザの実践；伝承コトワザの習得；さらなる「思考コトワザ」；「知識コトワザ」と「遊びコトワザ」）
２ 前科学的思考とは何か（科学以前の文化の発見；教育実践での価値の発見；マンダラ式の意味の発見）
