出版社内容情報
なぜゴッホは己の耳を切り落としたのか? この衝撃的な事件に気鋭の歴史学者が迫り、「狂気の画家」の知られざる一面に迫る傑作ノン
内容説明
1888年12月、南フランスのアルル。画家のフィンセント・ファン・ゴッホ(1853‐90)は自らの片耳を切り落とす―彼はなぜこんな衝撃的な事件を引き起こしたのか?新発見資料を通して、美術館だけでは知り得ないゴッホが生きた世界が浮かび上がる。娼館の女将や娼婦、カフェのパトロンや警察、彼が愛した弟のテオ、芸術家たち、そして同居したゴーギャン。耳を贈られた謎の女性「ラシェル」とは何者なのか?また、ゴッホが切ったのは耳たぶなのか、それとも耳全体をそぎ落としたのか?「天才画家」ゴッホの知られざる一面をあぶり出す傑作ノンフィクション。
目次
未解決事件の謎を追う
痛ましい闇
失望と発見
あまりにも美しい
ゴッホが暮らした世界
娼婦
ヴァンサンさん
苦境の友人
ついに見つけたわが家
芸術家の家〔ほか〕
著者等紹介
マーフィー,バーナデット[マーフィー,バーナデット] [Murphy,Bernadette]
イギリス生まれの作家。成人してから南フランスに移住し、さまざまな仕事に従事するなかで、アルル時代のゴッホについて調べ始める。デビュー作となる『ゴッホの耳―天才画家最大の謎』は大きな反響を呼び「BBC RADIO 4」が選ぶ「BOOK OF THE WEEK」に選出
山田美明[ヤマダヨシアキ]
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鉄之助
nico🐬波待ち中
はるを
かめりあうさぎ
yumiha