出版社内容情報
スペリングの乱れは社会の乱れなり!目からウロコの英語史読み物。
内容説明
マイケルはどうしてわざわざ「Michael」と綴るのか。同じナイトなのに「night」と「knight」を書き分けるのはなぜ?…私たち日本人ばかりかネイティブをも悩ませる、一見わけもなくイレギュラーな英語のスペリングにもれっきとした理由があった。中世以降の英語の歴史がたどった紆余曲折や理想的なスペリングを追求する試みなどがからみあって、現代英語に影響しているのだ。知ったらひとに吹聴したくなるうんちく満載、英語学習のもやもやが一挙に氷解する、オックスフォード大学英語学教授による名解説。
目次
1 序章
2 種々の書記体系
3 起源
4 侵略と改正
5 ルネサンスと改革
6 スペリングの固定化
7 アメリカ式スペリング
8 スペリングの現在と未来
著者等紹介
ホロビン,サイモン[ホロビン,サイモン] [Horobin,Simon]
オックスフォード大学モードリン・カレッジ・フェロー(英語学教授)。専門は英語史、中世英語英文学
堀田隆一[ホッタリュウイチ]
慶應義塾大学文学部教授(英米文学専攻)。グラスゴー大学英語学研究科博士課程修了(Ph.D.取得)。専門は英語史、歴史言語学。著書にThe Development of the Nominal Plural Forms in Early Middle English(2010年日本中世英語英文学会松浪奨励賞(佳作)受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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