出版社内容情報
私立探偵フィリップ・マーロウは高名な弁護士からある若い女の尾行を依頼された。この仕事になにかきな臭いものを感じたマーロウは、弁護士の意向に背き、女に接近していく。新訳シリーズ第6弾
レイモンド・チャンドラー[チャンドラー レイモンド]
村上 春樹[ムラカミ ハルキ]
内容説明
午前六時半。一本の電話が私立探偵フィリップ・マーロウを眠りから覚まさせる。それは、列車で到着するはずの若い女を尾行せよとの依頼だった。依頼主の高圧的な態度に苛立ちながらも、マーロウは駅まで出向く。女はすぐに姿を現すが、彼女には不審な男がぴったりとまとわりつき―。“私立探偵フィリップ・マーロウ”シリーズ、長篇第七作。新訳版。
著者等紹介
チャンドラー,レイモンド[チャンドラー,レイモンド] [Chandler,Raymond]
小説家、脚本家。1888年シカゴ生まれ。七歳の時に両親が離婚し、母についてイギリスへと渡る。名門ダリッチ・カレッジに通うも中退。1912年アメリカへ戻り、記者などの職を経て、第一次世界大戦に従軍した。やがて石油会社の役員となるが、不況や私生活の問題で解雇され、作家で生計を立てようと決意する。1933年にパルプ雑誌「ブラック・マスク」に寄稿した短篇「ゆすり屋は撃たない」で作家デビュー。1939年には“私立探偵フィリップ・マーロウ”シリーズの第一作となる第一長篇『大いなる眠り』を発表。1959年没。享年70
村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年生まれ、早稲田大学第一文学部卒、小説家・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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