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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152096562
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

私立探偵フィリップ・マーロウは高名な弁護士からある若い女の尾行を依頼された。この仕事になにかきな臭いものを感じたマーロウは、弁護士の意向に背き、女に接近していく。新訳シリーズ第6弾

レイモンド・チャンドラー[チャンドラー レイモンド]

村上 春樹[ムラカミ ハルキ]

内容説明

午前六時半。一本の電話が私立探偵フィリップ・マーロウを眠りから覚まさせる。それは、列車で到着するはずの若い女を尾行せよとの依頼だった。依頼主の高圧的な態度に苛立ちながらも、マーロウは駅まで出向く。女はすぐに姿を現すが、彼女には不審な男がぴったりとまとわりつき―。“私立探偵フィリップ・マーロウ”シリーズ、長篇第七作。新訳版。

著者等紹介

チャンドラー,レイモンド[チャンドラー,レイモンド] [Chandler,Raymond]
小説家、脚本家。1888年シカゴ生まれ。七歳の時に両親が離婚し、母についてイギリスへと渡る。名門ダリッチ・カレッジに通うも中退。1912年アメリカへ戻り、記者などの職を経て、第一次世界大戦に従軍した。やがて石油会社の役員となるが、不況や私生活の問題で解雇され、作家で生計を立てようと決意する。1933年にパルプ雑誌「ブラック・マスク」に寄稿した短篇「ゆすり屋は撃たない」で作家デビュー。1939年には“私立探偵フィリップ・マーロウ”シリーズの第一作となる第一長篇『大いなる眠り』を発表。1959年没。享年70

村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年生まれ、早稲田大学第一文学部卒、小説家・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

143
村上春樹訳のフィリップ・マーローシリーズは全作読んでいます。本作で6作目ですが、プレイバックは未読のため、新鮮でした。有名なセリフ「男はタフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」が本作品であること&本シリーズの最終作でかつ遺作であることを初めて知りました。本作はシリーズの中では評価が低いようですが、村上春樹の訳の巧さもあり、楽しめました。ただし有名なセリフの訳は生島治郎訳の方が良いかも知れません。村上春樹訳は自然な感じがしますが・・・最期の1作「湖中の女」も楽しみにしています。2017/01/06

Y2K☮

59
例のセリフ? いやいやそれよりもマーロウの最後の一言に痺れた。清水訳より断然クール。主人公と著者の倦怠感、厭世観が霧の様に文体を覆い、減らず口もどこか投げやり。それでも要所要所で往年の冴えを見せる懸命の矜持。男は誰にも知られずに少しだけ背伸び、がいい。ところで春樹氏はこの題に納得してないらしい。私は真逆。むしろ著者の意図すら超えた奇跡と感じる。読者と「長いお別れ」をした後のアンコールだし、マーロウにとってはもう会えないと諦めていた人と・・・おっと誰か来たようだ。休日前のウイスキーみたいにのんびり味わって。2017/01/06

まつうら

56
長年清水訳で親しんできたこの作品を、初めて村上訳で読んだ。やっぱり気になるのは、有名なあのフレーズだ。「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」 物語の文脈上は「タフ」という言葉にいささか違和感を感じなくもなかったが、村上訳では「厳しい心」と表現していた。エッ!? 厳しいって、それどうなのかなぁ??? 訳者あとがきによると、村上自身もあまり自信がないとあり、個人的には違和感が増してしまったと思う。原文は hard なので、現在ならばそのまま「ハード」でいいのではないだろうか?2023/03/26

抹茶モナカ

54
本書がチャンドラーの遺作であると、村上春樹さんの翻訳者あとがきで知る。マーロウが簡単に異性とエッチしちゃうので驚く。ミステリーとしては、ラストまで謎が引っ張られるので、気になって読んだのだけど、一気に読まないといけない種類の本かもしれない。中断すると流れに戻るのに時間を要する。マーロウと会えるのは嬉しい。2016/12/17

ひめ

47
村上春樹の訳ということで手に取った。う~ん、この本の内容について、私は女性の方々と語りたい。いろいろと疑問がある。石原さとみ演じる校閲女子だったら、「ここの記述、おかしいと思います。確認に行っていいですか?」と言いそうと思いながら読んだ(笑) 夢の切れはし云々で、ロバートパーカーのスペンサーを思い出した。2017/01/04

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