出版社内容情報
警視庁の若き警部・敦子は、連続放火事件を追っていた。だがプロファイリングを用いて捜査を行う敦子に、組織の反発は強まる。一方、東都放送のディレクター・孝之は、著作権担当の玲衣に重大なミスを救われる。それと引き換えに玲衣の企みを手伝い始めたが……
長沢 樹[ナガサワ イツキ]
内容説明
警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子は、小金井市・小平市・西東京市連続放火事件を追っていた。監視カメラの情報とプロファイリングから捜査を進めるが、発生予測地点を外すたび、周囲の反発は強まっていく。一方、記者復帰を狙う東都放送報道局・版権デスクの土方玲衣は、中学校時代の同級生である敦子の捜査を局の看板番組『ニュース・X』で取り上げることを思いつく。難事件に挑む女性捜査官、複雑化する現代型犯罪―より注目を集める内容で番組を構成するため、連続放火と同時期に起きた埼玉県の連続路上強盗致死傷事件を調べ始める。やがて二つの凶悪事件を結ぶわずかな線を見出した玲衣と敦子は、都市に溶け込む意外な犯人像にたどりつく。時を同じくして衆院選の開票日が迫るなか、二人の執念の涯てに、前代未聞の“事件中継”が始まろうとしていた―緊迫の報道×本格警察小説。
著者等紹介
長沢樹[ナガサワイツキ]
新潟県生まれ。2011年、『消失グラデーション』で第31回横溝正史ミステリ大賞を受賞してデビュー。2013年、『夏服パースペクティヴ』で第13回本格ミステリ大賞候補。現在もテレビ番組制作に携わる傍ら小説を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
いつでも母さん
タックン
ナミのママ
よっち