出版社内容情報
人間は習慣の動物だ。だが変化が訪れた際、人はいかに新たな環境に順応し、新たな習慣を築いていくのか? 英国の健康心理学者が、文学作品や映画を例に挙げながら自分らしい生き方の秘訣を探る。
ヴィンセント・ディアリー[ディアリー ヴィンセント]
春日井 晶子[カスガイ アキコ]
篠原 一光[シノハラ カズミツ]
内容説明
健康心理学者として長年カウンセリングを行なってきた著者が、普段私たちの意識にのぼらない「習慣」のしくみと、環境に適応しようとする心の働きを細やかに分析。『レベッカ』、『シャイニング』、『マトリックス』、『ゴーストバスターズ』、『プラダを着た悪魔』、『フレンズ』、『失われた時を求めて』など、馴染み深い映画や文学作品を例に挙げながら、自分自身から新たな一歩を踏み出すための秘訣を探る。
目次
踏み固められた小道
第1幕 不変(自動駆動;ハウス・ルール;コーザノストラ;他所からの知らせ)
第2幕 変化(第一印象;第二の天性(習慣)
呪文にかけられて
もう踊っている)
著者等紹介
ディアリー,ヴィンセント[ディアリー,ヴィンセント] [Deary,Vincent]
健康心理学者。イギリス、ノーサンブリア大学で健康心理学を教えるかたわら、認知行動療法士として、より良い人生を獲得するためのカウンセリングを行なう。また、心身の健康問題に対する心理社会的介入の研究を行なっており、Northern Association for Persistent Physical Symptomsの創設メンバーでもある。『習慣力―新しい自分の見つけかた』が初の著書となる
篠原一光[シノハラカズミツ]
大阪大学大学院人間科学研究科・教授。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。専門は、認知心理学、交通心理学、認知人間工学
春日井晶子[カスガイアキコ]
英米文学翻訳家。東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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