書店主フィクリーのものがたり

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152095701
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

これは書店を愛する人たちの物語――島に小さな書店が一つ。店主フィクリーは店内に捨てられていた幼児マヤに出逢い……。

これは書店を愛する人たちの物語――島に小さな書店が一つ。店主フィクリーは店内に捨てられていた幼児マヤに出逢う。フィクリーは愛情深くマヤを育て、成長していくマヤは本を好きになり……。

内容説明

その書店は島で唯一の、小さな書店―偏屈な店主のフィクリーは、くる日もくる日も、一人で本を売っていた。かつては愛する妻と二人で売っていた。いつまでもそうすると思っていた。しかし、彼女は事故で逝き、いまはただ一人。ある日、所蔵していたエドガー・アラン・ポーの稀覯本が盗まれる。売れば大金になるはずだった財産の本が。もう、なにもない、自分にはなにも。それでもフィクリーは本を売る。そしてその日、書店の中にぽつんと置かれていたのは―いたいけな幼児の女の子だった。彼女の名前はマヤ。自分も一人、この子も一人。フィクリーは彼女を独りで育てる決意をする。マヤを育てる手助けをしようと、島の人たちが店にやってくる。婦人たちは頻繁にマヤの様子を見に訪れるし、あまり本を読まなかった警察署長も本を紹介してくれと気にかけて来てくれる。みなが本を読み、買い、語り合う。本好きになったマヤはすくすくと成長し…人は孤島ではない。本はそれぞれのたいせつな世界。これは本が人と人とをつなげる優しい物語。

著者等紹介

ゼヴィン,ガブリエル[ゼヴィン,ガブリエル] [Zevin,Gabrielle]
1977年生まれ。ハーバード大学卒。2014年に発表した『書店主フィクリーのものがたり』は、“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラーリストに4カ月にわたってランクインし、全米の図書館員が運営する“Library Reads”ベストブックに選ばれた

小尾芙佐[オビフサ]
1955年津田塾大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

547
本を愛する人に、そして本を愛する人を愛する人のための小説。本書は第13回(2016年)本屋大賞受賞作だが、これはたしかに書店員の人たちから絶大な支持を受けるだろう構成もなかなかに気が利いている。各節の冒頭に置かれた短い書評の意味も最後に明らかにされ、それを知った時、私たち読者もまた涙を誘われる。終わりに近い辺りは、ちょっと『アルジャーノン』を思わせるもの。そして、物語の全編は愛に満ちている。ボストンから船で渡るアリス島に物語の舞台を設定したことも大いに成功しているだろう。ただ、文学としての甘さは否めない。2018/07/26

遥かなる想い

383
2016年本屋大賞翻訳部門第1位。 本を愛する人たちの心暖まる物語。 「人間は孤島にあらず」という言葉が本書を 象徴する。 読みながら 島のたった一つの本屋さんが 映像に浮かぶよう..少女マヤが本とともに 成長していく様は優しく微笑ましい。 店主フィクリーと妻 アメリア そして 養女マヤ.. 小さな家族の支え合いの物語だった。2016/05/29

starbro

333
2016本屋大賞翻訳小説部門一位発表直後に予約したので、早く読めました。ガブリエル・ゼヴィン、初読です。古風で地味な内容ですが、養女のマヤがスパイスになって楽しめました。各章の扉で取り上げている作品の内、実際に読んだことはあるのは、アーウイン・ショー「夏服を着た女たち」とJ・D・サリンジャー「バナナフィッシュにうってつけの日」の2作品だけでした。全部読んでいたら、もっと深く物語に入り込めるのかなぁ?我が家は息子二人なので、マヤちゃんのように魅力的な養女を迎え入れることがことが出来たら良いなぁ!2016/04/19

ミカママ

282
【原書にて読了】その感性がまったく信用できない読み友さんが絶賛してらしたので、手に取ってみたんですが。たとえて言えば、このAJは『赤毛のアン』のマシュー・・・的キャラ?登場人物がみな善人で、かわいらしくて、ニューイングランド地方の風景なんかも浮かんできたりして。とにかくマヤがかわいい。2歳児が拙いおしゃべりで「google?」とかね。本好きの私たちにはたまらない作品、もっと本屋に足を運ぼう、って思えます。読み友さんの感性、少しだけ見直しました( ´艸`)2016/05/18

ナイスネイチャ

210
図書館本。小さな島で唯一の書店を営む偏屈な主人公AJフィクリー。そこに2歳のマヤが置き去りにされて、養女としてフィクリーが周りに助けられながら自分も成長していく物語。翻訳が結構淡々としていて、残念でしたが情景は浮かんできました。映像化されること間違いなしの作品でした。2016/04/24

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