出版社内容情報
「生涯の失敗」が最新宇宙論により復権したアインシュタインのケースを初め、「間違っていた」「惜しかった」ケースさえ後世の参考になるビッグな科学者の「勇み足」を、多彩な図版を駆使して紹介
内容説明
科学研究で失敗知らずなのが天才科学者、と思い込んではいないだろうか?実は、あのダーウィンもアインシュタインも、大がつくほどのミスをやらかしているのが現実だ。しかし、天才が天才であるゆえんは、その失敗が科学上の発展の原動力になっていたり、深い教訓が得られるものだったり、後世で失敗が失敗でなかったと判明したりするところにあるらしい。ポピュラー・サイエンスの名手が贈る、偉大な失敗を鑑賞し、学ぶための科学読本。
目次
第1章 間違いと過ち
第2章 起源
第3章 そう、この地上に在るいっさいのものは、結局は溶け去る
第4章 地球は何歳?
第5章 確信とは往々にして幻想である
第6章 生命を解するもの
第7章 ともかく、誰のDNAなのか?
第8章 ビッグバンのB
第9章 永遠に同じ?
第10章 「最大の過ち」
第11章 空っぽな空間から
著者等紹介
リヴィオ,マリオ[リヴィオ,マリオ] [Livio,Mario]
宇宙物理学者。アメリカにある宇宙望遠鏡科学研究所の科学部門長をつとめた。宇宙の膨張からブラックホール近傍の物理現象、知的生命の創出など、関心は広い
千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
壱萬弐仟縁
超運河 良
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
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