出版社内容情報
演劇評論家である著者が、山田太一、大滝秀治、仲代達矢など24人の演劇人に肉薄し、彼らの本音を引き出した! 演じるとは? 役者とは? 台本とは? 演劇の本質に迫った珠玉のインタビュー集
内容説明
演劇の本質に迫った、珠玉のインタビュー集。劇団民藝の公演パンフレットに連載された「会いたい」を再構成。
目次
人ズレしていない藤沢周平文学は魅力だ(吉永仁郎)
喜劇の極致は「末枯れた笑い」(別役実)
いい俳優とは冒険心、挑戦心の強さ(丹野郁弓)
山田太一ドラマの秘密とは…?(山田太一)
役は浸かる、浸る、耽る、篭めるもの(大滝秀治)
プロとは俗にお金の取れる役者のこと(奈良岡朋子)
ドラマは書かない、人間を描くこと(小幡欣治)
難題は「深海魚のような声」(日色ともゑ)
人間嫌いの人間好き(南風洋子)
娘から見た父・藤沢周平(遠藤展子)〔ほか〕
著者等紹介
木村隆[キムラタカシ]
山形県鶴岡市生まれ。演劇評論家。(財)都民劇場・新劇サークル企画委員。1963年、スポーツニッポン新聞東京本社入社。文化社会部長、編集局次長、編集委員室室長を経て定年退職。現・特別編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
15
とても面白かったし、役者をやる上で大切なことがたくさん書かれていました。新劇や、昔の事や、劇団や、俳優がなにを考えているかなど、知りたい事がたくさん書かれていました。2013/10/08
ぼのまり
6
著者は演劇評論家。山田太一、大滝秀治など24人の演劇人へ行なったインタビュー集。「演じる」ということに対し、演劇人がどのように考えているかを多角的に捉えることができる。ただ完成品を観るだけでなく、その舞台を創り上げるために費やしたエネルギーを感じながら鑑賞すると、何倍も演劇が楽しめるように思う。2013/06/14
takao
0
ふむ2025/05/05