出版社内容情報
すべてをお金に換算する「市場主義」の是非を論じる前篇、原発の再稼働、電気料金の値上げなど、震災後の日本が進むべき道を議論する後篇。史上最大規模の聴衆を集めた白熱の講義を完全DVD化
内容説明
2012年5月、日本屈指の大ホール・東京国際フォーラムは熱気に包まれた。ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が来日、5000人もの聴衆が参加する「白熱教室」が行われたのだ。すべてをお金に換算する「市場主義」の是非を問う前篇「すべてをお金で買えるのか」。原発の再稼動、電気料金の値上げなど、震災後の日本が進むべき道を議論する後篇「これからの日本の話をしよう」。簡単には答えの出ない難問を議論する史上最大規模の特別講義の模様を、日英対訳テキストと2カ国語音声DVDで完全収録。
目次
前篇 すべてをお金で買えるのか
後篇 これからの日本の話をしよう
著者等紹介
サンデル,マイケル[サンデル,マイケル][Sandel,Michael J.]
1953年生まれ。ハーバード大学教授。専門は政治哲学。ブランダイス大学を卒業後、オックスフォード大学にて博士号取得。2002年から2005年にかけて大統領生命倫理評議会委員。1980年代のリベラル=コミュニタリアン論争で脚光を浴びて以来、コミュニタリアニズムの代表的論者として知られる。類まれなる講義の名手としても知られ、なかでもハーバード大学の学部科目「Justice(正義)」は延べ14,000人を超す履修者数を記録。あまりの人気ぶりに、同大学は建学以来初めて講義を一般公開することを決定、その模様はPBSで放送された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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