元素をめぐる美と驚き―周期表に秘められた物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 502p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152093370
  • NDC分類 431.11
  • Cコード C0043

出版社内容情報

周期表に居並ぶ元素は、科学の輝かしい成果のショーケースであると同時に、美術や歴史といった文化に印象的な足跡を残している。練達の科学作家による、元素が秘める/元素の秘められた物語。

内容説明

化学の代名詞、周期表に並ぶ元素たち。その、元素が秘める/元素を秘めたエピソードを、豊かなイメージを喚起する写真を満載して贈る科学読み物。

目次

第1部 力(エルドラド;金より白金 ほか)
第2部 火(「硫黄号」の周航;おしっこのPはリンのP ほか)
第3部 工芸(カッシテリデス諸島へ;鈍い鉛の灰色の真実 ほか)
第4部 美(色彩の革命;“孤独なクロムのアメリカ” ほか)
第5部 大地(スウェーデンの岩;ユウロピウム連合 ほか)

著者等紹介

オールダシー=ウィリアムズ,ヒュー[オールダシーウィリアムズ,ヒュー][Aldersey‐Williams,Hugh]
1959年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学で自然科学を学ぶ。科学のほかデザイン、建築分野を扱うジャーナリストで、それらをテーマにした著書多数。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の展示およびロンドンのウェルカム・コレクションのキュレーターも務める

安部恵子[アベケイコ]
翻訳家。慶應義塾大学理工学部物理学科卒業。企業で製品開発などに従事したのち、現在に至る

鍛原多惠子[カジハラタエコ]
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)

田淵健太[タブチケンタ]
翻訳家。京都大学農学部卒業、同大学院農学研究科修了

松井信彦[マツイノブヒコ]
翻訳家。1962年生。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

29
これが元素学なんだろう。恐らく。元素学はいいぞ〜。(元素学とは→ https://youtu.be/NPxHfAqrxpE ポイントは17:15〜あたり。お気楽極楽にね。( ¨̮ )) 役に立たない雑学若しくはそれ未満と取るか、幅広い教養と取るか。振り幅が大きいかも。 いやはやしかし、元素は実に多角的な分野に深く掘り下げられるもんなんですね。2020/04/01

Junichi Wada

3
文系にはなかなかの読みこなすのは難しい。著者の元素にかける思いやそれにまつわる物語が書かれている。興味のある人は読んで見て。2020/09/19

ぼのまり

2
原子番号順に並ぶメンデレーエフの周期表は元素という宇宙を見事なまでに表現している。原子核を構成する陽子の数が1つ異なるだけでその性質が別物となってしまう元素と人間の歴史がこの本には描かれている。2013/04/30

Mits

2
周期表と元素がお題ではあるけれど、物理や化学の話ではあんまりなくて、それが文化的にどのような意味を持ち、社会的にどのように受け入れられてきたかに焦点をあてている点が、普通の本ではない。 面白かったかといわれると、まぁ…微妙なのだけれど、切り口が新しいとは思いました。2013/04/06

天沢いさこ

1
知ってるひとから借りて、その人が新潟に行っちゃって返せなくなってしまった おもしろい

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5586750
  • ご注意事項