出版社内容情報
宇宙と時間への理解とともに、私たちの社会はどう変化したのか。宇宙論の発展を私たちとのかかわりから紹介していく、傑作科学読本。
内容説明
時間の概念と宇宙論の進展を、社会や歴史とのかかわりから展望する傑作科学ノンフィクション。
目次
始まりと終わり
語る空、働く石、生きる野―有史以前から農耕社会へ
都市、周期、周転円―都市の形成と理論に基づいた宇宙観
時計、鐘楼、神の球体―中世の修道院からルネサンスの宇宙へ
宇宙の機械、照らされた夜、工場の時計―ニュートンの宇宙から熱力学と産業革命へ
電信・電気式時計、ブロック宇宙―時間帯からアインシュタインの宇宙までの同時性の原理
膨張する宇宙、ラジオの時間、洗濯機の時間―二度の世界大戦のあいだのスピード、宇宙論、文化
ビッグバン、テルスター、新たなハルマゲドン―テレビの宇宙時代における核爆発の勝利
インフレーション、携帯電話、アウトルックの宇宙―情報革命とビッグバンの苦境
車輪のなかの車輪‐サイクリック宇宙と量子重力の挑戦―繰り返される時間による永遠の時間
絶えず変化しつづける永遠‐多宇宙の期待と危険―永久インフレーション、時間の矢、人間原理
幽霊を手放す‐始まりの終わりと時間の終わり―宇宙論の過激な代替理論の三幕
もたれ合う藁の野原のなかで―人間的時間と宇宙的時間の始まりの終わり
著者等紹介
フランク,アダム[フランク,アダム][Frank,Adam]
ロチェスター大学天文学教授。1962年、ニュージャージー州生まれ。コロラド大学を卒業後、ワシントン大学で博士号を取得する。専門は星形成や恒星進化。積極的に啓蒙活動も行い、科学雑誌『ディスカバー』や『アストロノミー』誌に定期的に寄稿するほか、ナショナル・パブリック・ラジオの人気ブログ13:7 Cosmos & Cultureでも創設時からの執筆者として参加する。1999年にはアメリカ天文学会賞でサイエンスライティングを称えられている
水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳家。東京大学理学部卒業、同大学院修了。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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