雰囲気と集合心性

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  • サイズ A5判/ページ数 415p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876984220
  • NDC分類 116.7
  • Cコード C3010

内容説明

社会の共通心性とは何か―「新現象学」からのアプローチ。

目次

1 風・雰囲気・身体―フッサール、ハイデッカー、シュミッツをめぐって
2 集合心性と異他性―民俗世界の現象学
3 ベルクソンにおける自我論と自我を超えるもの
4 法と共同性―現象学の視点から
5 ガリレオの科学の成立基盤としての集合心性
6 デュルケームの社会学の基礎―現象学の視点からのデュルケーム批判の試み

著者等紹介

小川侃[オガワタダシ]
京都大学大学院人間・環境学研究科教授(自然・人間共生基礎論講座/自然・文化構造論)京都大学博士(文学)。1945年大阪府生まれ。1974年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。1974年京都産業大学専任講師。1991年広島大学総合科学部教授を経て現職。主な業績に『現象のロゴス―構造論的現象学の試み』(勁草書房、1986年)。『現象学の文化人類学―文化の多元論を越えて』(世界書院、1989年)。『現象学と構造主義―対決と調和』(世界書院、1990年)。『自由への構造―現象学の視点からのヨーロッパの政治哲学の歴史』(理想社、1996年)。『Interkulturelle Philosophie und Ph¨anomenologie in Japan: Beitr¨age zum Gespr¨ach ¨uber Grenzen hinweg』herausgegeben von Tadashi Ogawa,Michael Lazarin und Guido Rappe;kart―Indicium,1998。『新現象学運動』(共編、世界書院、1999年)。『風の現象学と雰囲気』(晃洋書房、2000年)。『Grund und Grenze des BewuBtseins ― Interkulturelle Ph¨anomenologie aus japanischer Sicht』K¨onigshausen & Neumann、2001
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