いま、目の前で起きていることの意味について―行動する33の知性

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 445p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152091833
  • NDC分類 304
  • Cコード C0010

内容説明

すべてを貫く「意味」とは何か。民主主義、安全保障、暴力、平和、科学、無償、音楽、出版、芸術、家族、恋愛、宗教、女性…『21世紀の歴史』で世界を震撼させた「知の怪物」アタリと、現代ヨーロッパを代表する知性が喝破し尽くす革命的ダイアローグ/モノローグ23篇。

目次

序文 現実に意味を与える
第1部 世界
第2部 経済と政治
第3部 科学とテクノロジー
第4部 文化
第5部 社会

著者等紹介

アタリ,ジャック[アタリ,ジャック][Attali,Jacques]
1943年アルジェリア生まれ。パリ理工科学校、パリ政治学院および国立行政学院卒。30代でミッテラン政権の大統領特別補佐官に抜擢され脚光を浴びる。40代で欧州復興開発銀行の初代総裁に就任。現在、国際シンクタンクA&AのCEOおよびマイクロファイナンスによる途上国支援NGO「プラネット・ファイナンス」代表。政界・経済界の要職を務める一方で、思想家・ジャーナリスト、劇作家等としても幅広く活躍。著書『21世紀の歴史』は、2007年以降の金融危機を予見した書としてベストセラーとなった

岩澤雅利[イワサワマサトシ]
仏語翻訳家。東京外国語大学大学院ロマンス系言語専攻修士課程修了

木村高子[キムラタカコ]
仏語、英語、スロヴェニア語翻訳家。幼少よりドイツ、イラク、南アフリカなど世界各地で暮らす。ストラスブール大学卒(歴史学)、早稲田大学大学院考古学研究科修士課程修了。現在スロヴェニア在住

加藤かおり[カトウカオリ]
仏語翻訳家。国際基督教大学教養学部社会科学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カネコ

3
2014/03/30

eirianda

3
この本は東日本大震災やSTAP細胞発見の前に書かれているので、エネルギー問題と医療の問題について少し古い感じがする。それでもあらゆる事を深く把握し俯瞰的に捉え、まるで預言者のように事象を語るアタリ節に今回も打ちのめされる。フランス人だから一部取り上げられる程度で然程話題にならないが、日本にアタリのような人が出現したら政治家もメディアも一般市民も「こんなん出ました〜」ってイチコロに流れを変えそう。中東の話なんてアラブの春以前に書いたとは思えない。将来全ての国が民主主義になることなんてあるのか……。中国は? 2014/02/24

yooou

3
☆☆☆★★ ジャック・アタリ初挑戦でした。しかし最初に選ぶ本ではなかったかも。民主主義、安全保障、暴力、平和、科学、無償、音楽、出版、芸術、家族、恋愛、宗教、女性とテーマは広範で様々な背景を持つ人々の対話が大半ということで目まぐるしくてアタリの思想をつかむことは難しかったです。2012/03/20

とまる

1
友人は「風呂敷広げ過ぎて浅い」と言う。けど、今の欧州をかじるには十分だし番組から生まれた本としては納得。2011/09/21

septiembre

1
こんな時だから読んでみようと思った。IAEAなんてニュースで聞いた団体が出てきて食いついてしまった。いろいろなテーマに対して33人の知識人がそれぞれ語ったフランスのラジオ放送が元。2011/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1829762
  • ご注意事項