ザ・ストレイン

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  • サイズ B6判/ページ数 574p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152090669
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

2010年9月、ニューヨーク・JFK国際空港で旅客機が着陸直後に外部との無線連絡を絶ち、照明を消し、すべての電気系統を落として誘導路上で沈黙した。人質事件の懸念から突入したレスキュー隊が発見したのは、二百名近くの乗客が席に着いたまま静かに息絶えている姿だった…。バイオテロの可能性から、当局はCDC(疾病対策センター)の特別班を召集する。チームを率いる疫学者イーフリアムは最愛の息子と過ごす貴重な週末をきりあげて空港に急行し、機内のバイオハザード調査に入るのだった。事件の原因究明にあたるイーフはやがて、この悪疫がいくつもの家族と社会秩序を引き裂き、猛烈な勢いで蔓延していくさまを目の当たりにする。それは同時に、太古の昔から地球に生きる、ある忌まわしい種族の復権を意味していた―アカデミー賞映画監督ギレルモ・デル・トロが長年あたためてきたアイディアを惜しまずそそいで贈る極上のスリル。全米ベストセラー・リストランクイン、世界21カ国で翻訳決定の傑作ノンストップ・パンデミック・スリラー。

著者等紹介

トロ,ギレルモ・デル[トロ,ギレルモデル][Toro,Guillermo del]
1964年、メキシコ生まれ。特殊メイク界から映画監督に転身、メキシコ映画「クロノス」(’93)で監督デビュー。その後「ミミック」(’97)「ブレイド2」(’02)などでハリウッドでの名声を高め、2006年にはデル・トロ版「千と千尋の神隠し」と評された「パンズ・ラビリンス」でアカデミー賞三部門に輝いた。現在は2011年公開予定の「ホビットの冒険」を撮影中のほか、大作の製作依頼が次々舞いこみ、いまハリウッドで最も多忙な映画監督といわれる

ホーガン,チャック[ホーガン,チャック][Hogan,Chuck]
1995年、若くして書いた初長篇『人質』でディーン・R・クーンツに絶賛され、劇的なデビューを果たす。以後『強盗こそわれらが宿命』など、巧みなプロットで読ませるサスペンスの傑作を次々発表している

大森望[オオモリノゾミ]
1961年生、京都大学文学部卒、翻訳家・書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

59
ギレルモ・デル・トロ監督共著に釣られて読んでみました。着陸した旅客機の乗客200名は、何故か席に着いたまま息絶えていた。原因はバイオテロなのか伝染病なのか?ただのパンデミックかと思いきやそこはデル・トロ監督、それだけでは無いサービス精神と遊び心溢れる作品でした。登場人物や場面転換等もまさにドラマ向き。そう思って読んでいたらいたら既にドラマ化されてました。3部作なので追々続きも読んでみようと思います。2016/11/21

GaGa

30
どこまで書いたらネタバレになるのかが難しい。とりあえず、後味はあまりよくない。映画監督が書いた小説なので、バッドエンドで続編を…という感じか(訳者あとがきを読むと三部作らしい)有害生物駆除業者のフェットが武骨な魅力を出していてよい。ただ、登場人物リストにガスは必要だろう。2011/07/31

宇宙猫

20
挫折。パンデミック・スリラーというよりアメリカらしいオカルトもの。皆既日食の時など、科学的な部分でおかしな記述があるせいでリアリティも損なわれてる。2016/07/27

翔亀

12
感想は文庫版で。改題「沈黙のエクリプス」。2020/07/26

月世界旅行したい

10
すごく、おもしろい。チャック・ホーガンの功績は大きそう。2016/06/25

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