フラグメント 超進化生物の島

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 482p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152090584
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

世界の海を航海し、知られざる自然や生物を紹介するテレビの人気番組“シーライフ”そのスタッフを乗せたトライデント号は、南太平洋上で救難信号をキャッチした。それは、十八世紀に発見されたものの、地図にも記載されていない絶海の孤島、ヘンダース島からのものだった。現代人未踏の地への上陸に沸き立つクルーたち。しかし、彼らを待ち受けていたものは、独自の進化を遂げた甲殻類に似た獰猛な動物や、恐るべき肉食植物だった!なすすべもなく次々と餌食となる上陸班。その衝撃的な映像は、テレビを通じて全世界を駆けめぐった。ただちにアメリカ政府は学者やNASAの精鋭からなる調査団を送り込むが、人類がはじめて遭遇するこの生物群の前では最新鋭のハイテク機器も無力だった。驚くべき繁殖力を備えたこの島の生物が本土に上陸すれば、人類を含む在来生物は絶滅する。未曾有の危機に、大統領はある重大な決断を迫られる…最新科学情報を盛り込んだ超弩級バイオ・ハザード・サスペンス。

著者等紹介

フェイ,ウォーレン[フェイ,ウォーレン][Fahy,Warren]
カリフォルニア州ハリウッド生まれ。書店員、統計アナリストなどを経て、ビデオ・データベースの運営・編集、ゲームソフトのライター、ハイテクおもちゃの開発といったエンターテインメント・ビジネスに携わる。カリフォルニア州サンディエゴ在住。『フラグメント超進化生物の島』でデビュー

漆原敦子[ウルシバラアツコ]
慶應義塾大学文学部社会学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

72
前人未踏の島で独自の進化を辿り、人類いや全生物にとって脅威と成りうる超進化生物。如何にもアメリカっぽい展開でしたが、超進化生物の成り立ちや習性など、かなり細かく検証していたり、後半思わぬ生物も登場したりと、とても楽しめました。一応物語は終息するのですが、いったいこの先人類はどういう選択をしていくのか?という非常に気になる部分を残しています。面白かったです。2018/10/24

Panzer Leader

41
人類未踏の孤島で独自に進化した生物たちがこれでもかとばかりイラスト付きで登場(一部だけなのでもっとあったら良かったのに)。人類はおろか他のどんな生物でも生き残れないほどの戦闘能力を持つ狂暴な生物たち。自分の好みのどストライク!なんだけど、なんかテンポが合わない上、後半登場の生物からストーリーがあれあれという方向へ。コンセプトは良かったのにうーん惜しいなという出来。2018/11/11

すけきよ

9
ガオー! ……失礼、童心に帰ってました。撮影クルーが上陸してしまったのは多々良島(笑) もう、怪獣軍団が凄すぎ。初っ端から出し惜しみなく、過剰なまでに狂ったシムアニマル。途中に生物のスケッチが挿入されるのも嬉しい驚き。むしろ、図版多数のガイドブックにちょろっと文章が入っている程度でもいい位なのに(笑)人間たちが未知の生物に追い回される定番のサスペンスなんだけど、終盤近くの超展開は、それまでの雰囲気、緊張感を腰砕けにしてるよなぁ。個人的には全然アリだけどね(笑)そこに出てくる固有名詞は小躍りするレベル。2009/08/19

5
絶海の孤島で発見された『超』危険な生物たち。孤立したクルーが次々と犠牲になり…と、わかっているのに止められない!緻密なサイエンスとキュートな科学者たちから目が離せない!2017/05/17

jojou

4
文章が肌に合わず、なかなか頭に入ってこないので、ややうんざりしながら読み進めた。とは言え、設定やストーリー展開は2000年代のハリウッド映画みたいな感じがありそこそこ楽しめるし、クリーチャーの生態や造形も科学的説明がしっかりしているので、けっこう読みごたえがあった。また、劇中で言及される(進化)生物学の雑学や仮説も面白かった。 自分の趣味には合わないが、愛すべき作品といった趣はある。2021/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/224818
  • ご注意事項