内容説明
中原の華パロを攻略したモンゴールのブラド大公は、王位継承権を持つアルド・ナリスに娘のアムネリスを嫁がせようと画策する。ナリスはこの政略結婚に応じ、企みは順調に進むかに見えたのだが、陰謀はあまりに悲劇的な結末を迎えることになる。一方レントの海を漂うグイン一行は、ある孤島にたどりつき、島の深奥でグインは、この世ならぬ脅威を目撃する!幻惑の航海と、悲劇の陰謀を描く『紅蓮の島』『死の婚礼』を収録。
著者等紹介
栗本薫[クリモトカオル]
別名に中島梓。東京生まれ。早稲田大学文学部卒。77年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。78年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へたれのけい
2
残念だけど、ちっとばかし飽きてきた。2017/03/17
myaown
1
ノスフェラスを離れて一路パロを目指すのか?と思いきや謎の島へ流れ着く。この海賊船の下りは必要かな?と思えるが島でパロの秘密に繋がるいもむしもどきが登場して何かの伏線になっているらしい(相変わらず後書きでネタバレ気味だ)酷似する境遇のミアイルへの想いとそれでも兄への気持ちに揺れるマリウスが哀しい。原作の設定の方が良い。煙とパイプのオロの家族に出会ったことがせめてもの救いか?同じ笑い方だったという母親の言葉が泣ける。いつかオロの最期をこの両親が知ることはあるのかなぁ?作者の願い通りアニメの続編も望む。2014/09/04
kazoh
0
久しぶりにまとめ本を読了。今読み返すと余計な描写が多いなぁ。と思います。二度目なので飛ばして読めるので良いけど。2017/11/28
もだんたいむす
0
2013.10.16 読了2013/10/16
こんこん
0
あんだけ引っ張っといて、ナリスさま超出落ちかと思った。2009/05/21