内容説明
ダシール・ハメット、ウイリアム・アイリッシュ、ロス・マクドナルド、カーター・ブラウンなど愛してやまない作家に関するエッセイから、代表的なブランド紹介、表紙を彩るカヴァー・アーティスト名鑑、収集法・整理法にいたるまで、ペイパーバックの愉しみ方を縦横無尽に語った博覧強記のエッセイ評論。カラーページ48ページを含む貴重な図版を1000点以上収録。折り込み口絵では世界初の試みとして、ゴールド・メダルの101番から331番までを一挙公開。
目次
第1部(砂漠のオアシスでめぐりあった七冊のヴィンテージ本;“ブック・ビン”で年代物ペイパーバックを一気買い ほか)
第2部(ついにめぐりあえた『幻の女』;私はいつハメットと出会ったのか ほか)
第3部(ハードボイルドを運んできた“軍隊文庫”;思い出のポケット・ブック ほか)
第4部(新旧二人のカヴァー・アーティストの王様;七つの棚を占拠した四人のアーティスト ほか)
著者等紹介
小鷹信光[コダカノブミツ]
1936年岐阜県生まれ。早稲田大学英文科卒。日本推理作家協会、日本冒険作家クラブ、「マルタの鷹協会」会員。大学在学中からハードボイルド小説の研究、翻訳を始め、訳書は100冊を超える。自伝的評論エッセイ『私のハードボイルド―固茹で玉子の戦後史』(早川書房刊)で第60回日本推理作家協会賞「評論その他の部門」を受賞。小説家としても『探偵物語』シリーズ、『刑事コロンボ殺人依頼』などの著書がある。また、松田優作主演の連続テレビドラマ『探偵物語』の原案・原作を手がけたことでも知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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