内容説明
少数派の代弁者にすぎない共和党が、平等な中流社会を壊して格差社会を築き上げた驚くべき方法とは?世界が注目する経済学者が急遽打ち出したアメリカの病根への処方箋。
目次
あの時代の追憶
長期の金ぴか時代
大圧縮の時代
福祉国家の政治
60年代騒然の中の繁栄
「保守派ムーブメント」
大格差社会
格差拡大の政治力学
大量破壊兵器
平等で格差のない政治
緊急を要する医療保険問題
格差社会に立ち向かう
リベラル派の良心
著者等紹介
クルーグマン,ポール[クルーグマン,ポール][Krugman,Paul]
1953年ニューヨーク州生まれ。イェール大学助教授、マサチューセッツ工科大学教授、スタンフォード大学教授を経て、現在プリンストン大学教授。大統領経済諮問委員会の上級エコノミスト、世界銀行やEC委員会の経済コンサルタントを歴任。40歳以下の最も優れた経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞も受賞し、将来のノーベル賞候補と目されている。ニューヨーク・タイムズに隔週で寄稿しているコラムは辛口で人気が高い
三上義一[ミカミヨシカズ]
上智大学卒、筑波大学大学院修了(国際関係論)。米タイム誌、ロイター通信社などに勤務し、世界中を取材。アウン・サン・スー・チーやジョージ・ソロスを日本で初めて本格的に紹介する。1990年から2年間コロンビア大学特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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