Hayakawa novels
NEXT―ネクスト〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152088529
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

患者が持つ特別な細胞を製薬会社へ売り、莫大な利益を得た大学病院。当の患者は、大学と製薬会社を相手取って訴訟を起こす。成熟を加速させる遺伝子を組み込んだ新薬。それを誤って口にした男の体に起こる異変とは?離婚訴訟で親権を得るため、夫が妻の遺伝子診断を依頼。これが社会の常識になるのか?一流のスポーツ選手、CEO、国家の指導者たちはみな同じ遺伝子を持っていた―その学説が引き起こす大きな波紋。巨大なゴキブリ、おとなにならない仔犬―最新技術によって、新しいペットが誕生する?ヒトの遺伝子を導入して生み出されたチンパンジーとオウム。人語を自由にあやつる彼らが起こすさまざまな事件。巧みにちりばめられたエピソードの中から、やがて浮かび上がる悪夢のような未来図。“超頭脳”クライトンが斬新かつ大胆な構成で描く最新作。

著者等紹介

クライトン,マイクル[クライトン,マイクル][Crichton,Michael]
1942年、イリノイ州シカゴ生まれ。ハーバード大学で人類学を専攻後、ハーバード・メディカル・スクールを卒業。在学中からミステリを書きはじめ、1968年に発表した『緊急の場合は』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞。次々と話題作を世に送り出し、その著作のほとんどが映画化されている。また、自らも映画監督として活躍した経験をもつほか、人気TVドラマシリーズ『ER』の製作者としても知られる

酒井昭伸[サカイアキノブ]
1956年生、1980年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レイス

2
現代を舞台にしたSFを読みたいと思った。しゃべるオランウータン、チンプ,ヨウムはすごいというより面倒くさいと思った。冒険遺伝子だの社交性遺伝子とかもすごいというよりなんか怪しい。おまけに、特許だの法律だの、マスメディアだの経済だの、人間社会の愚かなところばかりピックアップされて遺伝子工学が悪く感じた。でも勉強になるし面白く読めた。2023/02/05

a

1
登場人物多くて混乱。2017/08/09

半べえ (やればできる子)

0
★★2015/07/25

エイサノオト

0
登場人物が多いなあ。2014/07/24

schazzie

0
遺伝子操作で産まれたチンパンジーと人間のハーフは、ヒューマンジーというらしい。久しぶりにクライトンを読んだが、やっぱり面白い。早速下巻へ。2013/04/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/418110
  • ご注意事項