内容説明
映画監督ボリス・エイドリアンはアカデミー賞、カンヌ映画祭のパルムドールなどあらゆる賞を総なめにしてきた若き天才。そんなボリスの新たな野望、それはハリウッドの美人女優たちと一流の撮影スタッフで史上最高のポルノ映画を製作することだった。さすがに実現不可能と思われたこの企画だが、プロデューサーのシドは、ヨーロッパの小国リヒテンシュタインから資金を引き出し、映画会社や有名女優をあの手この手で騙し、なんとか撮影開始にこぎつけてしまった。彼らの最終目標は、あらゆるタブーに挑戦する、完全無修正の「ブルー・ムーヴィー」を撮ること！『キャンディ』の著者による官能コメディの最高傑作が、待望の邦訳。
著者等紹介
サザーン，テリイ［サザーン，テリイ］［Ｓｏｕｔｈｅｒｎ，Ｔｅｒｒｙ］
１９２４年テキサス州生まれ。作家、脚本家。スタンリー・キューブリック監督の『博士の異常な愛情』やデニス・ホッパー、ピーター・フォンダ主演の『イージー・ライダー』をはじめとして、数々の歴史的名画の脚本を手がけた。小説の執筆でも活躍し、『怪船マジック・クリスチャン号』『キャンディ』『レッド・ダート・マリファナ』などの著作がある。１９９５年没
村上博基［ムラカミヒロキ］
１９３６年生まれ、東京外国語大学ドイツ語科卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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oyakatamaimai
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監督とプロデューサーが、乱交パーティで管を巻きながら、若い女優に枕させ、底辺のスタッフは、目を離せば、直ぐ、女優をレイプしようとするケダモノどもだと、バカにしまくる冒頭シーンが最高。日本もアメリカも、マスコミのエンタメ業界というのは、この程度の品性下劣な連中が犇めいているのである。マスゴミで、社会的地位を手に入れてなかったら、確実に、宮崎勉の同類になってた連中だ。ネットの治安悪いところも、テレビアニメ関連とか、こういう連中が書き込んでるから、あんな風になるのだろう。2022/12/19
