内容説明
過去に一人だけ実際にこのキャップストーンを手にし、驚くべき力を所有した人物がいたと信じられている。その人物とは、かのアレクサンダー大王であり、キャップストーンを七つに分割して離れた七つの奇跡的建造物のなかに隠したのも彼だという。隠されたピースの在り処を記した古文書と、その解読に必要な特殊能力をもつ“神官”の血を引く少女など、ピース探索の手がかりはそろった。秘密の儀式をおこなうべき最適の日、すなわち4500年ぶりに訪れる“タイタロスの巨大黒点の出現”まであと数日。その日に儀式をおこなわなければ、地球は洪水に見舞われ人類は壊滅的な打撃を蒙ることになるのだ。七不思議について豊富な知識を持つイエズス会の司祭を擁するヨーロッパ連合と、圧倒的な物量と兵力を投入してキャップストーン奪取を謀るアメリカの特殊部隊が迫るなか、オーストラリア軍出身のウエスト大尉率いる小国家連合チームは、はたしてピースを集め、世界に平和をもたらすことができるか?壮大なスケールとかつてないスピーディな展開で描くスーパー・ノンストップ・ノヴェル。
著者等紹介
ライリー,マシュー[ライリー,マシュー][Reilly,Matthew]
1974年オーストラリアのシドニー生まれ。ニュー・サウスエールズ大学在学中に小説を書きはじめ、1998年『スケアクロウ―死闘!南極基地を防衛せよ』で作家デビュー。現在は小説の執筆以外にも活躍の場をひろげ、映画の脚本やTVシリーズの制作などにも携わっている。シドニー在住
飯干京子[イイボシキョウコ]
1964年、兵庫県生まれ、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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