内容説明
食べるなと言われると、食べたくなる。「禁断の果実」の生産者や愛好家のもとを訪れ、誰がどうして禁止したのか、そのことはわれわれに何をもたらしたのかを探り、変わることのない人間の欲望の本質と社会・政治とのかかわりを垣間見るトラベルエッセイ。
目次
1 アペリティフ―イェメベレント
2 クラッカー―食前のクラッカー
3 チーズ―エポワス
4 メインコース―クリアディリャス
5 葉巻―コイーバ・エスプレンディード
6 食後酒―アブサン
7 デザート―ショコラ・ムース
8 ハーブ・ティー―コカ茶
9 ナイトキャップ―ペントバルビタール・ナトリウム
著者等紹介
グレスコー,タラス[グレスコー,タラス][Grescoe,Taras]
カナダのトロントに生まれ、現在はモントリオールに暮らすトラベルライター。ニューヨーク・タイムズ紙やナショナル・ジオグラフィック・トラベラー誌などで活躍する。著書にSacr´e Blues(カナダのノンフィクションを対象としたEdna Staebler Awardを受賞)や、The End of Elsewhereほか
仁木めぐみ[ニキメグミ]
跡見学園女子大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
8
現代の禁制品を巡る旅行記。時に愉快に、時に肩透かしをくらいながら、その生産者(!)や愛好家(!)を訪れる。当局を恐れない、体を張ったレポート。2017/05/21
もりしま
5
各国をたずね、その国で禁止されている嗜好品や食物、酒などをなんとか食べようと奮闘するうちに、現代社会の問題点が見えてくる。それはたいていは政府の管理の都合だったり、大企業の利益のためだったりする。自己責任をゆるさない現代社会ってどうなのよという話。かなりの読み応え。体をはっている人の書いた本はおもしろい。2008/08/11
nobu23
3
チョコレートやクラッカー、チューインガム、葉巻など特定の国で禁止されているものを、現地入手もしくは密輸入してその国で楽しむといったルポ。ただの不謹慎のもではなく、何故禁止されているのかを歴史的な背景などから考察もされていて深い。2021/02/15
ちいくま
3
ダメ!と言われるほど試したくなる、ですね? それぞれが絶対的にダメ!なのではないところがミソです、昔は良かったのに、他の土地では良いのに。禁断モノを、ただ食べてみた、だけでなく、禁断にされた経緯が詳しく書かれていたので興味深く読みました。試してみたいとは思わないけど。2017/10/09
枝
3
訳者あとがき を読んで気になった人はチェックしてみても良いかも 用いなさい、しかし濫用してはならない。まったく用いないことも過剰に用いることも決して人を幸せにはしない。BYヴォルテール 2011/05/19
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- 和書
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