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パズルでめぐる奇妙な数学ワールド

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152087027
  • NDC分類 410.79
  • Cコード C0041

内容説明

数学の世界を遊び感覚で愉しむには、パズルはうってつけの手段。でも、解けないとフラストレーションが溜まるだけでイヤ?だったらこんな本はいかがでしょう。一般読者を数学の世界にいざなう名手イアン・スチュアートが、身近な話題がいつのまにか先端数学の奇妙な世界へつながっていたり、自作の数学パズルを解くときのコツや、作るうえでの裏話を満載したりと、読むだけでも愉しい数学エッセイを20篇用意してあなたをお待ちしています。数学者の発想の飛び方に感心する一方、「論理って何?」とか、「あのパズルにはこんな理論が裏にあったんだ、数学者ってずるい!」と思えてくることも請け合いです。

目次

推理の入れ子はどこまでつづく?
もう一つのドミノ理論
世にも悩ましき家具移動
マーフィーの法則の真実
太陽神のウシはいかに教えあげられたか?
下水路の大泥棒
裁ち合わせパズルの妙技
忘れられた数の物語
「モノポリー」必勝法―理論編
「モノポリー」必勝法―実践編
日付計算はつらいよ
恨みっこなしの山分け方法
四角を四角に敷き詰める
アコーディオンは「欠陥楽器」か!?
ピラミッド建造計画を再現する
陣取りゲームの名人を目指せ
チョコをちょこっとちょん切れば
照明の死角を証明する
海賊版「多数決の原理」
“マインスイーパー”はP=NP?問題の鍵

著者等紹介

スチュアート,イアン[スチュアート,イアン][Stewart,Ian]
1945年生まれ。ケンブリッジ大学で学んだ後、ウォリック大学で博士号を取得した。現在はウォリック大学の数学教授として、カオス理論やその応用などを研究する。ロンドン王立協会会員。研究のかたわら、数学や科学の啓蒙活動にも熱心で、ポピュラー・サイエンスの著書が多数あり、新聞や雑誌の記事の執筆、テレビの科学番組への出演なども行なっている

伊藤文英[イトウフミヒデ]
1958年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士前期(修士)課程修了。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

monado

0
既知の問題が多かったものの、つっこんだ解説が面白かった。海賊の問題と、論理回路をマインスイーパーに変換するという話にニンマリ。2014/03/30

ち ら り よ

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大学教養程度の数学がわかり、かつ数学が好きならば最高に楽しめる。

teajay

0
「数学」苦手でもパズルなら好き、そんな人にお薦め。あの無味乾燥な抽象性を避けてもっとカラフルに論理を楽しめます。

ウハタ

0
数学に慣れる為にエッセイを読もう第1弾。難しかった~。何回寝落ちした事か。まだ小説は読めるけど、照明の死角を証明は解らなくて諦めて飛ばした。古代エジプトが好きだからピラミッド建造計画は興味深かった。そう考えるんだと思って。出来るだけ簡略化して計算して概算を出すっていう。「最後の局面から逆に戻って考える」はよく解った。詰将棋もそうだから。最初からだと選択肢が膨大になるのもよく解る(3手から5手に増えただけで凄く選択肢増える)。P=NP?問題も途中からさっぱり理解出来無くて諦めた。とりあえず文字だけ読んだ。2021/04/13

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