内容説明
悪名高いカムストックとの過去の関係と脚本執筆料をめぐる金銭スキャンダルをマスコミに暴かれたジェイニー。セレブ界からはじきだされ、周囲の冷たい反応に苦しめられる。そんな妻を前に、セルデンは大企業のCEOとして、妻を取るか仕事を取るかという究極の選択を強いられる。売春婦というレッテルを貼られたジェイニーに絶望しながらも、まだ彼女を愛している彼が取った行動とは?そして過去と決別し、前に進む決意に満ちたジェイニーに力を与えたのは、やはりそのたぐいまれなる美貌だった!まやかしのようなNYセレブ界を描きながらも、現代女性の本音を大胆に追求したC・ブシュネル長篇小説、いよいよ完結。
著者等紹介
ブシュネル,キャンディス[ブシュネル,キャンディス][Bushnell,Candace]
1959年コネティカット州生まれ。フリージャーナリストとして『ニューヨーク・オブザーバー』や『ヴォーグ』などで活躍。ファッション・リーダーとしても有名で、その美貌とウィットのきいた小説で世間を魅了している。ニューヨーク在住
鈴木淑美[スズキトシミ]
上智大学外国語学部英語学科卒、日本経済新聞社記者を経たのち慶応義塾大学大学院でアメリカ文学専攻、翻訳家
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