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内容説明
第二次世界大戦末期、敗色濃厚なドイツ軍は内部分裂を始め、1944年7月にはヒトラー暗殺も企てられた。追い詰められたヒトラーは常軌を逸したパリ破壊命令を下す。「パリを敵の手に渡すときは、廃墟になっていなければならない!」ナチス占領下のパリは街中に爆薬を仕掛けられ、ドイツ軍フォン・コルティッツ将軍の命令一下で吹き飛ぶ、まさに風前の灯ともいうべき状況にあった。エッフェル塔、凱旋門、ノートル=ダム寺院、ルーヴル美術館、あらゆる歴史的建造物が消滅する危機にあった花の都は、いかにして廃墟となる運命を免れたか?第二次世界大戦における劇的パリ解放の真実を描いた、二十世紀最高のドキュメント。
著者等紹介
コリンズ,ラリー[コリンズ,ラリー][Collins,Larry]
1928年9月14日、アメリカのコネティカット州生まれ。イェール大学を卒業後、UPIついでニューズウィーク誌の特派員として北アフリカ、中東、ヨーロッパの各地で活躍した。1954年にパリでラピエールと知り合い意気投合、そして執筆された『パリは燃えているか?』は半世紀近くを経てなお読み継がれる名著であり、同名映画化もされている
ラピエール,ドミニク[ラピエール,ドミニク][Lapierre,Dominique]
1931年7月30日、フランス生まれ。パリ・マッチ誌の特派員としてヨーロッパ、アメリカ、アジアで活躍。ラリー・コリンズとともに著した『パリは燃えているか?』をはじめ優れたドキュメンタリー作品を多数出版、いまなお精力的な執筆活動を続ける第一級の作家である。熱心な慈善家としても知られ、81年にはインドに子供のための人道支援団体を設立、スラム街のハンセン病患者の救済にも尽力している。現在は妻とともにフランス在住
志摩隆[シマタカシ]
1931年生まれ。58年東北大学文学部卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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oldman獺祭魚翁
micamidica
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