Hayakawa nonfiction masterpiec
パリは燃えているか?〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 377p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152086273
  • NDC分類 956
  • Cコード C0022

内容説明

第二次世界大戦末期、敗色濃厚なドイツ軍は内部分裂を始め、1944年7月にはヒトラー暗殺も企てられた。追い詰められたヒトラーは常軌を逸したパリ破壊命令を下す。「パリを敵の手に渡すときは、廃墟になっていなければならない!」ナチス占領下のパリは街中に爆薬を仕掛けられ、ドイツ軍フォン・コルティッツ将軍の命令一下で吹き飛ぶ、まさに風前の灯ともいうべき状況にあった。エッフェル塔、凱旋門、ノートル=ダム寺院、ルーヴル美術館、あらゆる歴史的建造物が消滅する危機にあった花の都は、いかにして廃墟となる運命を免れたか?第二次世界大戦における劇的パリ解放の真実を描いた、二十世紀最高のドキュメント。

著者等紹介

コリンズ,ラリー[コリンズ,ラリー][Collins,Larry]
1928年9月14日、アメリカのコネティカット州生まれ。イェール大学を卒業後、UPIついでニューズウィーク誌の特派員として北アフリカ、中東、ヨーロッパの各地で活躍した。1954年にパリでラピエールと知り合い意気投合、そして執筆された『パリは燃えているか?』は半世紀近くを経てなお読み継がれる名著であり、同名映画化もされている

ラピエール,ドミニク[ラピエール,ドミニク][Lapierre,Dominique]
1931年7月30日、フランス生まれ。パリ・マッチ誌の特派員としてヨーロッパ、アメリカ、アジアで活躍。ラリー・コリンズとともに著した『パリは燃えているか?』をはじめ優れたドキュメンタリー作品を多数出版、いまなお精力的な執筆活動を続ける第一級の作家である。熱心な慈善家としても知られ、81年にはインドに子供のための人道支援団体を設立、スラム街のハンセン病患者の救済にも尽力している。現在は妻とともにフランス在住

志摩隆[シマタカシ]
1931年生まれ。58年東北大学文学部卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oldman獺祭魚翁

19
最高のノンフィクション

micamidica

7
長年読みたいと思っていた作品。ようやく読めた…!序盤は読みにくい。登場人物がとにかくたくさん出てきてこんがらがるのですが、別に全部覚える必要はないなと気づきました。中盤からどんどん読む手が止まらなくなります。2018/11/20

Kitinotomodati

1
人名の洪水に溺れる。それぞれに人生があり、うねりとなって圧倒されました。ポーランド・ワルシャワが出てくるたびに、先の『桜』を思い出し心が痛む。少し間を空けて下巻へ進みたい。2018/12/24

キミ兄

1
ものすごい数の人にインタビューして、パリ開放で人生が変わってしまった人の様子を詳細に綴っていて、まさに生きた歴史。登場人物の名前を覚えきれないのが難点。下巻はいよいよパリ開放だ。☆☆☆☆。2016/06/01

メレディス

1
丹念な取材に圧倒された。 まるで、その場にいたかのような描写で、読み手をひきつける。刻一刻とかわるパリの情勢が、ストーリー性も豊かに書かれている。 各国の軍部幹部から、普通の人まで、1人1人の人生がありありと伝わる歴史書。2015/12/05

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