対テロ部隊HRT―FBI精鋭人質救出チームのすべて

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  • サイズ B6判/ページ数 422p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152084996
  • NDC分類 936
  • Cコード C0031

内容説明

FBIが誇る世界屈指の対テロリズム部隊HRT(人質救出チーム)。本書は、チームの一員として活躍した著者が、知られざる内幕を初めて明かすとともに、自身の半生をあますところなく語ったものである。陸軍デルタ・フォースにも比肩するHRTの技倆は、心身を酷使する訓練のなかで極限まで高められる。一糸乱れぬ強襲、迅速かつ確実に敵を斃す近接戦闘、およそ1000メートル先のターゲットをも撃ち抜く狙撃などのノウハウは、超エリートしか会得できない最高レベルのものだ。そして実際の任務を通じ、法執行機関としては例外的ともいえるその高度な戦闘能力が、さらに磨かれてゆく。カルト教団ブランチ・デヴィディアンの篭城事件をはじめとして、全世界が注目した対テロ・人質救出任務に参加した狙撃手による緊迫の手記、ついに登場。

目次

任務の門口
FBIアカデミー
新米捜査官
好印象
甘い紅茶とドーベルマン
緊急呼び出し
選抜
新戦闘員訓練所
自律
大事件〔ほか〕

著者等紹介

ウィットコム,クリストファー[ウィットコム,クリストファー][Whitcomb,Christopher]
FBI特別捜査官。HRT(人質救出チーム)の狙撃手を経て、重大事件対応群(CIRG)で戦略情報を担当する。それらの活躍に対し、FBIから表彰された。現在はフィクションの執筆も手がけており、アンディ・マクナブやクリス・ライアンに続く対テロ部隊出身者として、今後に期待が集まっている

伏見威蕃[フシミイワン]
1951年生まれ。早稲田大学商学部卒。翻訳家。軍事・国際政治に関する深い造詣に支えられた質の高い翻訳で知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

22
100この本でHRTというFBIの特殊部隊を知りました。筆者は軍の経験がないのに軍経験者でも難しい選抜テストに受かりスナイパーになった凄い人物です。HRTは今まで読んだ本でも一冊にしか登場しなかったのでどんな任務があるのか知らなかったので興味津々でした。ここでは筆者が体験した任務でメキシコとの国境で麻薬の運び屋の摘発、80人が焼死する悲惨な結果に終わったカルト教団の事件、そしてコソボで虐殺の調査等多岐に渡る。任務で家を空けるので妻と子供のケアに心を砕く家庭人としての一も見れてよかったです。2020/07/28

mochi_u

2
議員のスピーチライターであった著者がFBIに志願、捜査官を経てHRT隊員、教官からCIRGに至るまでのメモワールです。すごいぜHRTという内容を想像していましたが、ルビー・リッジやブランチ・ダビディアンなど、FBIの瑕瑾となった現場に居合わせ、今ならPTSDと診断されるような精神状態に陥り、コソヴォでの虐殺検証の任務を経て、自身の正義に至るという濃厚なヒューマンドラマでした。コソヴォでの少年との交流や、老人と抱き合うシーンが印象的です。銃や戦闘、選抜や訓練の様子などは、詳細が描かれていてリアルです。2015/10/16

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