内容説明
平成元年、東京。編集者の萩原祐介はビルの屋上から投身、しばらく空中を浮遊してから墜落死した。昭和13年、満州。奉納オペラ『魔笛』を撮影すべく“宿命城”へ向かう善知鳥良一ら一団は、行く先々で“探偵小説”もどきの奇怪な殺人事件に遭遇する。そして50年を隔てた時空を祐介の妻・桐子は亡き夫を求めて行き来する…執筆3年、本格推理のあらゆるガジェットを投入した壮大な構想の全体ミステリ。
著者等紹介
山田正紀[ヤマダマサキ]
1950年名古屋市生まれ。明治大学政経学部卒。1974年SFマガジンに『神狩り』を発表し、作家デビュー。天才の出現と絶賛を浴び、同篇は第6回星雲賞日本短篇部門を受賞した。デビューはSFだが、冒険、秘境、本格ミステリ、ホラーと創作の領域はきわめて広い
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