• ポイントキャンペーン

オブラー博士の危険な患者(クライアント)―サイコパスに狙われた精神科医の手記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152083296
  • NDC分類 936
  • Cコード C0011

内容説明

ニューヨークの精神科医である私のもとを、サイコパス的な傾向を色濃く見せる、デヴォンという青年が訪れた。診療にとりかかった私は、やがて驚くべき事実を知ることになる。彼がセラピーの最中に告白した血なまぐさい性的殺人妄想を、マンハッタンを徘徊する連続殺人鬼“ソーダ・ポップ・スラッシャー”が実際に再現したのだ。デヴォンがそれを話したのは事件報道の前。ということは、彼がソーダ・ポップ・スラッシャーなのか!?だが、私には精神科医としての神聖な守秘義務がある。警察にデヴォンを告発するわけにはいかない。板挟みになって苦しむ私を嘲笑うかのように、サイコパス・デヴォンは狂暴な牙を剥き出し、ストーカーとなって私の子供たちや恋人をつけ狙いはじめた…「現実と化した『羊たちの沈黙』」として全米読者に衝撃を与えた、事件当事者の精神科医が綴る心理ノンフィクション。

目次

高潮
運命の出会い
怯え
夜の声
古い映画
落ち葉
うしろから数を数える
無気味な感じ
生と死のチャレンジ
歪んだ誓い
募る恐怖
ずたずたの記憶
震えの割れ目
警察訪問
動転
酷似
暗い地の底
恐怖がいおおあいのディレンマ
容疑者
さらなるゲーム
つけまわされて
長い夜ふたたび
せまい入口
もうひとつの突然の死
誘拐
対決

著者等紹介

オブラー,マーティン[Obler,Martin]
医学博士。20年ほど個人開業をしてきたセラピストであり、ニューヨークのブルックリン・カレッジで教鞭を執る心理学の教授。『オブラー博士の危険な患者―サイコパスに狙われた精神科医の手記』のほかに、ニューヨーク市警の多重人格の女性警官を治療した経緯をまとめた『MOIRA』(1993)という著書がある。NY市警のコンサルタントをつとめ、新聞・テレビなどマスコミへの登場も多い

クラビン,トマス[Clavin,Thomas]
ジャーナリスト。1984年から『ニューヨーク・タイムズ』の記者をつとめ、ほかにも数々の全国紙に寄稿する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

海老エミ

4
面白かった。 映画とかありそうなそういうのサイコパスっぽいよねーっていかにもな患者が犯人。 その対応が面白い。先生ならではの対応なとこが。 出張の新幹線タイムで読むような本だった。タイトルも内容もすぐ忘れそう。面白かったんだけどなー 2018/11/11

犬都歩

3
精神科医である著者が、異様なほど残虐な連続殺人犯である自身の患者を通報すべきか否か、職業倫理と人命との狭間で揺れた過程を語るノンフィクション。 職業倫理という金科玉条を掲げる著者がジレンマに苦しむ自分に酔っている間に惨殺の犠牲者が何人も増えてしまっているので、かなりモヤモヤさせられる。終盤、件の患者との会話をまるでホームズとモリアーティの対決のごとく勇ましく得意げに書いてるけど、言うほどうまく対処できたんですかねこれ。必死に捜査したであろうキャラハン刑事や被害者たちや遺族が気の毒で仕方ない。2025/05/02

Gou

0
スッキリしないなぁ。2013/07/08

のちおちゃん

0
☆☆☆2012/04/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/581194
  • ご注意事項

最近チェックした商品