内容説明
日本経済を救う秘策とは?国際経済学の第一人者が「大恐慌の復活」を予感し、その回避の方法を緊急に書き下ろした最新作。
目次
1 資本主義の繁栄が絶頂を迎えた日―1997年7月1日
2 「アジアの奇跡」の正体をさぐる―通貨危機の前夜まで
3 無視された警告―1995年、中南米諸国の危機
4 日本を襲うステルス型不況―バブル崩壊と流動性の罠
5 すべてが崩れる―アジア経済はこうして壊滅した
6 信用という名のゲーム―IMFの救済策の正体をあばく
7 世界の支配者―ヘッジファンドはなぜ危険なのか
8 不況はいつまで続くのか?―次なる危機のシナリオ
9 恐慌型経済の復活