内容説明
事故死した兄が残した謎。騎手デリックは、急死した兄の宝石輸入会社と愛馬を受継ぐことになったが、今度は彼自身が命を狙われはじめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tai65
3
星5つ2025/04/25
バナナフィッシュ。
3
人は他人の事を知ることは出来ない。いくら身近な存在であろうと本当の意味で相手の事を知ることはできない。けれど理解しようとすることはできる。相手を知ろうとし、相手を受け入れるために努力することはできるし、そのために相手のことを信じ、何度でも話し合うことができる。それなのに肝心な君はいない。君は僕の前からいなくなってしまったのだ。2019/07/08
motoroid
2
再読。この本が初めて読んだディック・フランシスの小説でした。小道具の使い方や脇役の人物が個性的でとても面白かったです。今読むと、ストーリーの荒さが目につきますが、やはり面白いですね。暑い今には、ディック・フランシスの軽さがちょうど良い感じでした。2013/08/12
ほっそ
1
最初、この設定、なんか読んだことあるなあって妙な気分に。そうだ!真保作品で最初にに読んだ「最愛」に似ているのでした。(こちらは瀕死の重傷の姉の過去を追っていくという、展開でした)もともと翻訳ものが苦手なの忘れてた・・・登場人物のリストアップ、忘れてしまった。訳わからなくなりそうでしたけど、主人公のカッコよさについついうっとりでした。2010/06/15