内容説明
15歳の夏を湖畔の別荘で過ごすぼくは、3つ年下の少年と遊んだ。たぶん…それが初恋だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
頭飴
3
自伝的×打ち明け。自己の同性愛的性質について悩み、迷う思春期の少年の私小説的な話。 半分くらいまでは一文一文理解しながら読んでいたが、一文と一段落が長くかつ重要でない物事の描写、説明が長かったりして途中からは流すように通すようにして読み進めた。読解にこだわらず流すようにして読むのが適切な読み方だったのかもしれない。 性的描写が少しあり、後はティーンエイジャーの肥大化した自己意識がつらつらと書かれており、感情移入したりハマって読む所、共感するような部分が見出だせない内容であった。2025/01/13
ありさと
2
少年時代の性を描いた自伝的小説。最初ちょっとサリンジャー(苦手)ぽいかなと思ったけど大丈夫だった。主人公が哲学に嵌まったりして作中にも出てくるけどヘッセを思ったりもした。50年代アメリカの抑圧された雰囲気がすごい。男を愛したいけれど同性愛者にはなりたくない主人公。裏切ることで完成する関係って、わかるなーという気もち。2017/11/20
まんまるプーさん
1
遥か昔に読みましたが・・・内容がおぼろげ。再読したいです。
あg
1
冒頭22ページ近くでショタエロ小説を読んでいるかと思った。同性愛について、その行為についての話が面白い!形式的なものを嫌うっていのが印象的2009/11/16
半井
0
自伝的四部作のうちの第一部らしい…けど三、四部が出ているのか謎…2010/02/23