内容説明
アイオワ州の緑豊かな草原の町レイトンに、一人のポーカー・プレイアーが帰ってきた。ジョージ・“ドック”・エラ―ヴェトナムでの10年間に及ぶ獄中生活からやっと解放されたのだった。ヴェトナム戦争で捕虜になっていたドックは、ある悪夢のような事件のために、アメリカ軍兵士の中でただ一人、第一級殺人罪で告発されて服役していたのである。しかし長い年月の間に、故郷は変わってしまっていた。農民としての静かな生活を望んで帰ってきたドックだが、前途にはさまざまな障害が待ち受けていたのだ。男たちに贈る、人生とゲームの小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたろう
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感想は下巻を読んでから。2017/08/18
H.Sato
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このミス1989年版海外編第9位。 文庫になっていないのか、見つからなかったのでハードカバーを古本で購入。 上巻は、ヴェトナムから帰ってきたドックの故郷での日常が描かれる。ポーカー小説なのかと思っていたので肩透かしをくうが、ポーカーなどのカードゲームに詳しくなく、またルールを覚えるのも苦手(笑)なので嬉しい誤算。 日常がマキャモンの少年時代のようで、好み。下巻はいよいよポーカーバトルか?ルールの理解に不安を残しつつ、いざ下巻へ。 A2023/05/20
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